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朝になり結衣はいつも通りの時間に起きていた。

今日は一人なので遅く起きても良かったのだけれど、今日帰って来るし生活リズムは変えたく無かった。

長君との朝帰りを期待していた結衣にとってはしたたかな世界を感じる。

どこまで九瑠璃は予想を超えてくるのか、その思考には笑みを浮かべつつも彼女をコントロールする術を考えてはみるが今の私には思い浮かばない。

いつかの彼女を救えるように少しづつ考えてみよう。

無駄に前向きにしたところでパンが焼き上がる。

一人だから、楽をして冷凍の食パンでピザトーストとお湯をいれるだけのコーンスープで腹を満たす。

昨日の野菜炒めの残りも食べて満足したお腹。

九瑠璃が居ない違和感から伸びをした後ため息のような呼吸をしてみる。

余裕をもって駅へと向かう皆んなには今日は用事が有る位で済ませたら良いなと思う結衣だった。

駅のホームで電車を待つ。

いつもより心なしゆっくり不自然に流れる時間。

これは絶対私だけの感覚だろう。

まぁいつもと違う土曜日を迎えるのもまた普通か。

九瑠璃大丈夫かなぁ?

ストーカーとして逮捕されてなきゃ良いけど。

まぁでも才田さんが親切に対応してくれたから大丈夫だろう。

今日迎えに行くと言ったのは本人以外から事件の内容が少しでも聞けたら良いと思ったのもある。

才田さんはきっと話してくれるんじゃないかな?

今日の私は3コマ目まで出て帰る。

一抹の不安が私を包む中それでも私は学校への歩みを止めない。

九瑠璃にそんな姿が視えては不安にさせる。

私も学校を休む事を考えたが、九瑠璃の為に良くないと思ったので今回は行く事にしたのだ。

今は授業をこなす事を考えよう。

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