買い物は憂鬱?
「九瑠璃ちゃんと朝ご飯と昼ご飯食べた?」
「食べたよー。廻子さんがご馳走してくれた。」
「話したの?」
「お礼だけ言った」
「そっか。落ち着いてたら、廻子さんに会いに行けるよ。お礼を言いたいらしいよ」
「そうなの?なんか実感湧かないなぁ」
九瑠璃の冷静さが無理して話しているのを感じさせる。
「とりあえずお菓子でも買って帰ろうか」
「ホントに?いいの?」
「食べ物も落ち着かなかったらあんまり入らないものでしょ。アパートでゆっくり食べよう。今日はずっと昨日の事が頭から離れなかったんじゃない?」
「まぁそんな感じなのかなぁ?」
「何処のスーパーが良い?」
「家から近い所で良いよ」
テンションが上がりきらないのを感じ、無理してなきゃ良いけどと思う結衣だった。
電車に乗りアパートのある駅まで到着。
駅を出ると曇り空。
鬱屈とした感情を蒸し返すようだ。
アイスを買う事も考えて、アパートに近い方のスーパーを選ぶ。
九瑠璃は少し気が晴れたのか何処のスーパーにするか言うと、九瑠璃は結衣の前を歩き少し早足である。
スーパーに着きしっかりカゴを持つ九瑠璃。
結構買うようである。。
お菓子売り場まで、結衣がどう歩いても追いつかない速度で歩みを進める
チョコ、グミ、クッキー、ポテチという風にその後も迷いなくカゴに入っていく。
手が止まった所で結衣が話しかける。
「アイスも買ってく?」
「そうだね。冷凍庫も大分空いてたもんね」
迷い無く答える。
アイス売り場にもなかなかの速度で移動。流石にカゴが重そうなのでついていけた。
「結衣はソフトクリームよねー」
「何個か買うでしょ?カップアイスも買おうよ。九瑠璃は気になるのある?」
「私餅のアイス今度は一人で食べたいかな」
「そっかー美味しかったもんね。何個か買っとこうよ」
「うん。結衣も食べるよね?」
「勿論」
アイスは会話をしながら買う九瑠璃と結衣。
九瑠璃はアイスが性に合ってるようでなんでも好きらしく、選ぶのに随分時間を使いアパートに帰るのだった。




