受ける
「やむ負えんな。才田さんのお話を受けよう。公安の名前は出さんようにしてくれよ」
睨んでいた才田廻子の顔が綻び学生、もとい九瑠璃に話しかける
「スマホを出すことはできる?」
才田は優しく九瑠璃に話しかける
九瑠璃はスマホを出し結衣に電話をかけて才田廻子に渡す。
「できるじゃない。家の車はどんなのだったかなぁ?考えてみて」
才田は優しく諭す。
結衣はすぐに出た。というより九瑠璃からの電話なんて心配過ぎていとまも無かった。
「九瑠璃何かあったの?」
冷静に、、でも目一杯心配しているのが才田にも伝わる。
「突然でごめんなさい。私才田廻子と申します。このスマホの持ち主は九瑠璃ちゃんなのかな?今彼女発作みたいになってるんだけど病気をもってるのかな?」
「病気は無いはずですけど、どこの病院に向かえば会えますでしょうか?」
結衣は夕飯の支度を完全にやめて包丁もなおさないままエプロンを脱ぐ
「訳がわからないだろうけれど、警視庁本部に来てくれるかな?取り敢えず発作が病気のモノでなくて安心しました。」
「わかりました」
「でわ警視庁本部でお待ちしてます」
電話を切り一息付いて九瑠璃にスマホを返すか迷って、次掛かって来た時に出れる様に才田はスマホを自身の手元に戻し、運転手に話す。
「彼女に処置がいる可能性がありますよね?ちゃんとケアできるのでしょうか?大丈夫なら彼女の電話帳では坂木結衣さんとなっているので通してあげてね」
「大丈夫だ。医療チームはある。若菜巡査。知らせておけ。坂木結衣か後で漢字も確認する」
「わかりました」
若菜は陽川になお警戒しつつ左手で電話をかける。
右手は右隣にいる陽川に警戒を強める。
「こちら若菜巡査です。一人救急の必要がある可能性のある関係者を連れて警視庁本部に向かっています。心的ショックと視るのが自然な状況で、発作の様なものがでており至急医療の体制を整えて下さい」
「わかりました。到着次第連絡を下さい。因みに今の到着予定時刻は?」
「後10分というところです。」
「了解しました。」




