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公安

皆んなそれぞれの呼吸を整えていた。

いま九瑠璃は血を見てから過呼吸気味に、、

廻子は走ったことにより息を荒げているのを戻そうと、、、

黒川は今も血が流れている為出来るだけゆっくり呼吸をしている。

暫くして警察の車が到着。廻子、九瑠璃に続いて陽川も車に乗せる。

黒川と若菜は浮かない顔。。

その理由は公安の車両だったからである

乗り終える頃には救急車の音も聞こえてきて九瑠璃と廻子は一安心し警視庁本部へと車は走る。

「若菜巡査も確認のため取り調べを受けてもらう。良いね?」

「承知しました」

「黒川巡査にも後できてもらうつもりだから安心したまえ」

「配慮頂きありがとうございます」

運転をしながらボソッと続けて放つ

「ひとまず死傷でなくて良かった。」

「はい」

会話はそれで一応の終幕を迎えた

陽川は大人しかった。酒の臭いはするから飲んでいたのは事実の様だ。

飲むふりだけして、中はジュースかと思っていた廻子

襲われた廻子、傷を受けた刑事、何より一番心配なのが助手席に座っている学生である。

今も息を絶え絶えにしている。

廻子からしたらどんな認識で走って来たのか唯一わからない女の子。

女の子でありながら純粋過ぎる正義感を持っているだけなのか?

無鉄砲にも程がある。もっと何か目的が有ったのだろうか?

思った事を一応言ってみよう。

「助手席の彼女の身寄りを呼んだ方が良いのではないでしょうか?心的に辛い状況や病気を持っている子ならそうするべきです」

苦い顔をする運転手をミラー越しに睨む才田廻子

それを一瞥して無言のまま走る車

「あなた方の為にもならないと思いますよ」

更に強い口調で才田廻子は続けた。。

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