↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
48/117

やっぱり

九瑠璃はアパートのある最寄り駅まで帰っていた。

結衣には今から帰る。なんて何も考えてない様な返事しかできなかった。。。

ご飯は作ってくれているらしい。

結衣も今日は帰るのが遅かったからと、高めの味付け肉を焼いたのと、味噌汁後冷蔵庫にある野菜でサラダにしたそうだ。

九瑠璃は味付け肉に若干の期待を込めつつ、でも結衣にどう話すか悩んでいた。

最近結衣も私に対して多くを注意する感じもなくなってきているが、身構えるものがある。

私は何も悪い事をやったつもりはない。

世間様ではストーカーみたいに言われるかもしれないけれど、結衣なら寄り添ってくれるかもしれない。

かもしれないにかける心になれず、また怒られた時に反省する気概にもなれず、アパートの前に立っていた。

今もまだ悩みながら昼に濡れた髪を整えるのを理由にして、アパートの鍵を開けるまで少しの間を作った。

ドアを開けると結衣は待ってましたと言わんばかりに立ち上がりこちらに向かってくる。

「九瑠璃遅すぎよ。連絡無いから心配したじゃない、、」

「ごめん。ごめん。」

こんな言葉しか出ない。私の顔をみてまた結衣が不安になっているのが分かる。

「とりあえずお風呂に入りなさい。どうやらまたお百度参り参りしてきたんでしょ?こんなに時間かけて、、」

「してきた。。やっぱりバレたか。。。」

「心あたりそれしかないじゃない!」

「それもそうか」

九瑠璃は少し笑って風呂場に入っていく。

風呂場で座り疲れた体をやっと伸ばす。

外でずっと座るのも疲れるものだなぁ、、なんて当たり前のことに思考を留めている自分を少し大人だと感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。