おかわり
バスタイムも終わり、寝巻きに着替えた九瑠璃は結衣がスタンバイしてくれていたご飯を頬張る。
「味付け肉うまー」
「少しは気が晴れたの?」結衣は心配そうである。ストーカー行為をしたのは流石に言えまい。
「味付け肉には心配してないけど?」
「肉の話ですか。まぁ大丈夫そうね」結衣は不満を露わにするが、九瑠璃は焦るばかりである。
「この味か。。あのスーパーの味だと思ってたよ!」
「はいはい。いっぱい食べてね」
「はーい」
「カッパ着てても傘した方がいいんじゃない?」
「そうかな?覚えてたら持って行くよ」
「まだ行くのね。。熱心な事で」
「明日は早く帰るからぁー」
「本当に?いい加減神頼みは辞めても、なる様になるんじゃない?」
「巫女になる人がそれじゃいかんよー」
「狂信者の方が心配です」呆れ顔は変わらない
「狂信者かぁ。私そんなに変じゃ無いと思うんだけどなぁ」
「あんたの場合実感が得難いモノに興じているのよー。そりゃ折り合いもつかないわ。大抵身近な事を願うモノだし、そうじゃ無いにしても達成感で終わるものよ」
「得難いモノかぁ。難しいね」
「得難いのは感覚って言った方がいいのかなぁ?まぁ九瑠璃には差別化できないでしょうけど」
「私の方が成績良いのにぃ」
「地頭の問題よ」
「地頭かぁ。それもよくわかんないなぁ。成績に関係無いモノなのね」結衣のため息が漏れる
「まぁ好きになさい。その箸の進み方だとおかわり要るんじゃない?自分で入れてね。私は復習とかするから。」
「入れてくれないの?なんで?いつもよそってくれるのに」
「もう時間的に九瑠璃に構う余裕はないのよ。私もお風呂入らなきゃだし、今日は復習もしたいし」




