遅くなります。
今日も朝がきていた。。。
結衣ちゃん寝坊しちゃったの回である
昨日遅くまで二人で勉強していたのは言うまでもなかろう。。
九瑠璃が野生の勘で目覚め、結衣を起こすといういつもとは違う。また昨日とは真逆の図になった。
「結衣起きて、、」
九瑠璃の少し高揚している表情を見て起きた結衣は笑顔で応える
「ごめん。ごめん。ありがとう」
「ご飯何にする?」
もう後30分程で家を出ねばならなかった。。。
「卵かけご飯とサラダ、後昨日の中華スープでいいかな?」
「良いんじゃない?じゃあ後は頼んだ」
「時間無いんだから手伝ってよー」
「あっそっか!何すれば良い?」
「昨日のご飯温めて!パン買っとけば良かったなぁ」
「了解。結衣もミスするのねぇ」
鍋のまま冷蔵していた昨日のスープを火にかけ、温める。。
サラダは昨日買ったレタスを手で割いて、トマトは適当に切って並べる
レンジでご飯を温め終えて、九瑠璃はおもむろに卵を割り、醤油をどばっと入れてご飯をラップからはがし投入する。
九瑠璃は結局いつもの席で待っている。。
そこにスープとサラダを持っていき、食卓を囲む
九瑠璃の邪魔にならない様に結衣も黙々とご飯を食べ、結衣が片付けをする。
今日は九瑠璃の方が授業が早いのである。
九瑠璃はざっと用意をして一言。
「今日は遅くなると思う。。」
「また行くの?」
「まぁそんな感じ。そんじゃあね。あー今日はご飯作れないかも、、」
「仕方ないわねぇ。。。作っとくから早く帰ってきてね。」
心配しても仕方ないと思う結衣だったが、落ち着かない。。
「よろしくお願いします」
九瑠璃も一丁前に頼むのでより心配である