ステロイドの使い方というよりもまず視診をしろ!
薮がステロイドの副作用などを考えずに使っていることは何度も話したと思うが、この前来た患者さんはひどかった。
患者さんの主張は、ステロイドと抗ヒスタミン薬を配合した先発品名セレスタミンという薬がないから足にひどい症状が出るというものだった。それを聞いた薮は早速30日分出そうとしていた。
患者さんは80代の女性で、骨粗鬆症や白内障、緑内障が心配なためできるだけ出すべきではない状態。
患者さんに詳しい話を聞くと足の状態が悪いというので、患者さんの了承を散り幹部を見せてもらった。すると出てきたのは真っ黒に近くなった足だった。驚いて詳しい話を聞くと、最近寒いため電気毛布で寝ていたらこうなったということだった。
一般の人でもこの状態を一度見たことがわかるくらいアレルギーで赤くなったものとは違う皮膚の状態。人はこれを低温やけどと呼ぶ。しかもかなりひどい状態だ。
薮は相変わらず患者さんの訴える病名を鵜呑みにするため、アレルギーとして薬を処方しようとしていたのだ。医者なんだったら患者さんの病名を鵜呑みにせず、きちんと患部を見て病名を決定して欲しい。患者さんがいつも正しいとは限らないのだから。というか、それこそが医者の仕事なのでは?
やけどの治療にもステロイドの軟膏等は用いられるが、今回のケースでは薬を処方しても患者さんは自分が低温やけどを起こしているとは思っていないわけだからそのまま電気毛布を使い続けるだろう。
藪の処方がそのままだったらと思うとゾッとしてしまう。もうこの段階でかなり状態が悪いのにそのままどんどん症状がひどくなってしまったらどうなるのだろうか?
藪の漢字の書き間違いが多いというのは以前書いたと思うが、最近は何回か患者さんの苗字を読み間違え始めている。タケチさんという患者さんに向かってカルテを見ながら呼びかけた名前はオチさんだったりするのである。ほかにも、辞書を一生懸命調べた結果間違った漢字を書いたりもしている。
本当に政府はそろそろ高齢医師に関してその技術を保証する質テムを開発したほうがいいのではないだろうか?行動がまんま認知症の患者さんとかぶるんですが……。
咳が本当にひどい高齢者の患者さんに対して長いあいだ別の部屋で対応しているから、レントゲンや聴診器などで肺炎等じゃないかを確認したのかと思いきや、あとから看護師さんの話を聞いたところ、会話もしんどい人に対してひたすら世間話をしていて結局なにもしていないとのこと。
診察の時には咳が続く場合、マイコプラズマ肺炎なんかの可能性もあるから何かあったら連絡してねとか言っていたのは単なるリップサービスでしたかなかったのか???
この近隣では老人になるほど医者は聴診器を使わないことが多いらしい。田舎だから仕方がないという言葉では済まないレベルで医療の質の低下が問題なのかもしれないと思った今日この頃である。




