表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/74

風邪薬依存症?

 薮医院に勤めている看護婦さんで、爪の治療に手こずっている人がいることは前に話したと思う。

その人は、月に何回も薮医院の風邪薬セット(抗生物質付き)を頼む人で、私たち他のスタッフが風邪薬飲むのは控えたほうがいいのでは?といっても全然聞く耳を持たなかった。

 巻爪の手術によってひどい目にあった彼女は、爪を厚くするためにやっと風邪薬を飲むのをやめたと思っていたのだが、こっそり市販の風邪薬を二種類同時に飲んだりしていたらしい。


 最近の話題で覚せい剤の再使用で逮捕された芸能人がいたと思うが、薮医院の風邪薬(正確に言うと咳止め)には覚せい剤原料のエフェドリンが含まれている。プラコデ配合散を通常1日3gのところを薮は1日4gで処方するため、エフェドリンはしっかりと含まれていることがわかる。


 彼女はそんな風邪薬を何十年も飲み続けたために少量とは言えすっかり中毒になっていたようだ。

爪は薄くなり、歯は治療しても差し歯が抜ける有様。薬を飲まないと本人曰く頭痛がしてたまらない気分になるそうだ。

 覚せい罪で捕まった人のニュースを見て怖くなったらしく、風邪薬は控えていたらしいのだがついこの前、ほかの漢方と間違えて家に残っていた麻黄湯を飲んでしまったらしい。麻黄湯の中にはエフェドリンが含まれるので、それを飲むことによって嘘のように頭痛が収まったとのこと。


 彼女もやっといつもの風邪薬じゃなくても麻黄湯で症状が収まったことで自分がエフェドリン中毒になっていると認めることができたようだ。

病院に勤めている看護婦さんでもこうなのである。薮医院でしょっちゅう風邪薬を出してもらっている何人かの患者さんは果たして大丈夫なのかと心配になってくる状況である。


 濃ければコデインは麻薬だし、エフェドリンは覚せい剤。

悪用できると考える人もいるのかもしれないけど、なかなか辞めるのはむつかしいようですよ。

やらないのが一番。だけど、変な医者に任せているといつの間にか中毒にされているかもしれません。


 薮の出すカルテには、鼻アレルギーに小青竜湯を毎食前一ヶ月分、肩こりに葛根湯を毎食前一ヶ月分とかが平気で混じってきますからね。それぞれ1日量で麻黄が3gつづで計6g。麻黄湯ですら1日量で5gなので多すぎです。そして多分この患者さんが風邪をひくといつもの風邪薬セットとしてプラコデを処方する……。


 保険診療を監査する人はこういった頭の悪い処方が出ていることをきちんと把握して、二度と処方する気が起きないようにバッサリと保険点数を引いてくれたら薮が出すこともなくなるのにと思ってしまいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ