田舎の高齢化率って知ってます?
今日の患者さんでケナコルトの注射を希望している患者さんが来た。残念ながら高血圧の高齢者だったので注射できないということをカルテに事前に書いておいたので、薮も断っていた。
実際、患者さんの話によるとこの注射をすると血圧が上がるためあとで血圧の薬を飲んでいたそうだ。
その後もケナコルトの注射を打てない患者さんがもう一人来たために、突然薮はケナコルトの添付文書を自主的に読み始めた。どうやら、どうにかして注射を打てないか模索している模様。何時間かして、ケナコルトの添付文書にはそんなことはどこにも書いていないと言い始めた。
しかし残念、ケナコルトの高齢者の項目には糖尿病や高血圧などのある高齢者には慎重に投与することとあるのだ。薮はほかの病院でそういった薬をもらっているかなどを確認したこともないし、実際に血圧が高いかなどを気にしたこともない。そして、そもそも添付文書の原則禁忌の項目には高血圧や白内障などの病名は挙げられているのである。
何度も言っているのだが、そんなことを気にせず使いたいのならたとえ効き目が悪くなっても使いやすい薬飲みにするべきである。それで収入が減るのは自業自得というものである。
こんな田舎の高齢化率を舐めてはいけないのだ。ほとんどの患者さんが高齢者に当てはまることを薮は深く考えたことがあるのだろうか?薮自身も、認知症が疑われてしまうレベルで老化しているのだが。
認知症といえば、この前薮はインフルエンザワクチンの個数を確認していた。2人分の量のあるバイアルが1箱に2バイアル入っている。
さて問題です。冷蔵庫には保管されているインフルエンザワクチンの箱が30箱あります。単純に計算して何人分のワクチンが薮医院にあるでしょうか?答えは、30×2×2=120人分です。
こんな問題を出す以上、薮の出した答えが違ったということが想像出来た人も多いかと思います。
気になる薮の答えは……200人分でした。
本当に単純な掛け算もできなくなっています。こんな状態で本当に大丈夫なのか、どうしてこんな状態で医者という仕事が続けられるのかと厚生労働省のお役人に聞いてみたいです。
昨日は午前中で仕事が終了だったのですが、午前中に熱が出て風邪薬が出された患者さんで、午後になっても熱が出るということで診察終了後の従業員が帰ったあとに薮医院に電話があったようです。
インフルエンザ検査をしても陰性(陰性だったインフルエンザ検査キットが放置されていた)だったようで、これまた放置されていたカルテには麻黄湯を処方したことが書かれていた。
恐ろしいことに院内処方箋への記載は無し。自分の仕事ではないのでこちらにかけと要求してきた。
午前中の診察でプラコデ配合散が1日量4gで既に処方されているのに、さらに麻黄湯を処方とか馬鹿なんだろうか。プラコデ1日量ですでに覚せい剤原料であるメチルエフェドリンが80mg。そこにエフェドリンが主成分である麻黄湯がプラスされるのである。
基本的には麻黄湯の一日量だけでエフェドリン量としては上限といってもいいくらいなので本当に出しちゃいけない量と言っていいだろう。
そんな状況の処方箋をこっちにかけと命令してくるとはひどい。自分で出した責任はきちんと取って欲しいものだ。
その患者さんは今日の午後にももう一度インフルエンザ検査をしに来てついでに抗生物質を含む点滴をして帰った。点滴最中に出た検査結果を見るとまたしても陰性。薮も抗議されて流石にまずいと思ったのか、風邪薬を飲んで麻黄湯は飲まないように指示を出していた。
ちなみに薮に支払いのことなどわかるはずもないので、今日の来院時に昨日の分も含めて請求させてもらった。
こういうことを平気でするから、今回使っている分のプラコデが終わったら咳止めが別の錠剤に変わることは非常に歓迎している。もう少し出す薬について知ってほしい。出せる病名だけしか知らないというのは問題だらけである。




