あきらめが悪い人もいる
この前副腎皮質ホルモンを出して欲しいと言い出した甲状腺機能低下症の患者さんだが、薮医院に電話がかかってきた。前回副腎皮質ホルモン剤の処方はできないと伝えて専門医の診断を受けるように勧めたのだがまだ諦めてなかったらしい。
今回の電話でのお願いは、薮医院で副腎皮質ホルモンの量を検査できないかというものだったようだ。
薮がいいですよと言い調べたものの、ここで委託している会社の検査項目には副腎皮質ホルモンはなかったようだ。一安心である。
薮はいつものように何も考えずにできる検査はやってお金を稼ぐことしか考えていないのだろうが、もし副腎皮質ホルモンの量を測定できたとして、それで何を判断すると言うつもりだったのだろうか?
言いすぎかもしれないが、薮の頭の中には遠い昔に最先端だったかもしれないカビの生えた正解かどうかすら怪しい知識が詰まっているだけだというのに、普段全く扱わないホルモンの量なんて診断できるはずなんてないと思う。わざわざ何かを調べたりする姿を見たこともないし、今回の電話のあとも副腎皮質ホルモンについて調べたりしている素振りはなかった。
薮が適当なのを見越して、自分の好きなものを好きなだけ出してもらうために薮医院を利用している患者は多い。個人病院でどこからもチェックが入らない構造だとかなりひどい処方すらまかり通ってしまうのである。
副腎皮質ホルモン剤といえば、薮医院では副腎皮質ホルモン剤はいくつもの種類を置いている。殆どは外用薬でその中でもベリーストロングであるベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏というものが一番大量に出ている状態である。
最近までジフロラゾンというストロンゲストという薬もそこそこ出していたのだが薮がうまく使いこなせないということで採用薬から削除された。
今日のできればステロイドを使いたくないという女性に対する説明がひどかった。クロベタゾン酪酸エステル軟膏というものが出ていたのだが、説明の際には先発品はキンダベート軟膏という名前でキンダー=子供にも使える一番軽い軟膏として開発された薬なので気にせず使えますというものだったのだ。
ネットで調べてもらえばわかるがこの軟膏は確かに乳幼児にも使える薬だが、作用の強さの分類はミデキアムで別に一番軽い薬ではない。一番下はウィークである。
いまどきネットで調べたら嘘だとすぐバレるようなことは言わないほうがいいと思うのだが、以前そのことを伝えたときは数日は説明を変えていたがあっという間に元の説明である弱い薬という表現に戻ってしまうのである。
実際に調べた人もいたというのに薮の記憶力の低さには呆れるばかりである。
誤解をしないで欲しいのだが、ステロイドという薬は非常に良く効く薬で有用な薬である。
何度も繰り返すようだが、薮みたいな医者がホイホイ何も考えず高血圧や糖尿病などの疾患のある患者さんや高齢の患者さんに使うということこそが一番の問題なのである。
薮があまりにも大量に患者さんに出すために、水虫にステロイドをしばらく使用してひどい状態で薮医院にやってくることもあるのだ。
まともな医者にかかっているかということが一番重要なことなのである。




