高齢者への薬の投与
今日は80歳以上の高齢者で、かゆみがひどく塗り薬だけでは寝ているうちに掻いてしまいひどくなったという人が来た。
薮が塗り薬だけでは治らないので飲み薬も出すといったまでは良かったのだが、処方内容を見るといつもの抗ヒスタミン薬2種と抗ヒスタミン薬と副腎皮質ホルモン剤の配合剤を1種というものだった。
60代だと約3割の人が、70代だと約2割の人が腎機能が落ちているとも言われるのに、よくも出そうと思うものである。また、配合剤の方は高血圧なんかにも気をつけなければいけないものだ。
念のためその患者さんに血圧を測ってもらうと160/100という結構高い値だったことが発覚。
薮が不機嫌になるもののなんとか配合剤の方は処方を取りやめてもらうことができた。
本当は、セチリジンという腎機能が低下している患者さんは減量しなければいけない薬を出すのにも抵抗があるのだが薮が怒り狂うのでそれはできなかった。薮医院では血液検査をしたことがないため、この患者さんの腎機能がどうなっているのかがわからなかったためだ。
とはいえ、わからないんだったらなるべく出さないほうがいいと思うのだが……薮がそんなことを気にしているとはとても思えないし。
まぁ、今回1ヶ月分出したので次回以降も続けて処方しようとした際には血液検査をしてもらえるよう頼むしかないのかもしれない。
他にあったことといえば営業時間に証券会社から電話がかかってきて、1時間以上話し込んでいた。卸の人がやってきても知らんぷり。仕方がなく従業員が注文ノートを確認して注文をする状況だった。ダイワマンとはたくさん話せるだけの暇があるんだったら、患者さんの診察をもう少し丁寧に行ったり、カルテをもう少し詳しく書いたりして欲しいものだ。
他にも、今日タクシーチケットを持って来た人には、ここから近い会場で行われる勉強会にはできるだけ行きたくないと言っていた。同じ日にある勉強会が整形の先生だけで行われるもので断られなかったら行きたいとのことである。まぁ、そっちは県庁所在地で行われるものなので薮からしたら当然の話ではあるが、もう少し勉強会の内容で決めるというフリすらできないのかとは思ってしまう。
こんな参加状況でも日本医師会生涯教育講座の単位がもらえるものがいくつもあるのだから、この生涯学習の認定というものがいかにあてにならないかということが分かってもらえると思う。
精神病の専門医の認定なんかは面接を入れようかという話も出ているくらいなんだし、総合医の専門医制度を作って口頭試問込みでやったらいいんじゃないかなとは思う。(医学部学生が実習に行く前に受験するCBTなんかを受験させてみたらおそらく落ちると断言できる。禁忌・警告なんかも全く気にしないのだから)
離島などの環境でできない!という医者がいるのならそれはそれで対応を考えたらいいのではないだろうか。




