新しい抗ヒスタミン剤
新しい抗ヒスタミン薬として、『デザレックス』と『ビラノア』という薬ができたのはご存知だろうか?
今、薮のところにもMRが一生懸命宣伝に来ている。ビラノアは薮医院に直接お弁当を持ってきてやってきて説明のための勉強会が行われるくらいなのでその熱心さがわかると思う。
薮の夜の食事付きお勉強会もこの薬についてのものが多いようだ。まぁ、薮は遅刻していく上に勉強会中はずっと寝ているようなので勉強してはいないのだが。
この勉強会に参加して食事を恵んでもらう代償として、今薮医院には二箇所の卸からビラノアが1箱づつ入荷しているし、今度デザレックスも入荷することになる。
まぁ、薮が自主的にこの薬を出すことなどないので、3ヶ月したらこっそり返品する予定である。
本当ならいいところもあるこの薬を使えたらいいのですが、薮には使い分けなんて無理だろうな……
そのうちいろいろなところが使って評判が集まってくる頃には切り替えができたらいいなと思っています。もし、それよりも早く薮がこれらの薬を使おうとした場合は、今ある抗ヒスタミン薬のどれかを切ってもらわないと駄目だし。
一応勉強会では眠気の副作用がないことを確認してた薮だけど、実際にそれが生かされることはほぼないと思います。なぜなら、眠気を気にする人にもフェキソフェナジンとともにセレスターナ配合錠というベタメタゾンという副腎皮質ホルモン剤とd-クロルフェニラミンという抗ヒスタミン薬の合剤を隙あらば使おうとするのが薮だからです。
このd-クロルフェニラミンという成分は、インターネットで調べても出てくると思いますが脳内移行性が非常に高い=眠気が出るという薬です。1日3回とかすぐ出そうとするので、眠気が出ないはずがない。
薮が眠気が出るから寝る前に処方しているセチリジンよりも脳内移行性が高いってどういうことなのか。
ちなみに、薮の風邪薬セットに入っている咳止めのプラコデ配合散にもクロルフェニラミンが入ってたりします。で、同じく第一世代抗ヒスタミン薬であるテルギンG(成分:クレマスチン)も出すので患者さんの中にはフラフラする人も出てくるんですね。
まぁ、それを指摘してなるべく出さないよう薮にお願いしてみるとまず間違いなく激怒して怒鳴り始めるんですが。
現段階で抗ヒスタミン薬が配合剤を除いても4種類も使われています。それに加えて今回の2種類。
どう考えても使いこなせるわけがない。アレルギーの人に3種類抗ヒスタミン薬を出す薮だからこそこれだけの種類を取り揃えているということですね。
場所によっては薬局だと何種類も抗ヒスタミン薬を調剤すると保険点数をバッサリ削られたりもするようなので、何も考えず使っている薮のこの処方も削ってくれないかなと思ったりもします。
効かないから種類を増やしたんじゃなく最初から抗ヒスタミン薬2種とセレスターナという3種類使うことも多いし、どう考えても乱暴な使い方だと思います。
薮は保険を削られて初めて、なんでこんなことをするんだと電話で文句を言うような人間なので、一回点数を削られない限り薬の処方を変えようとはしないでしょう。
今回の薬だって、眠気が出ないという利点もほかの眠気が出る薬と使えば意味が出なくなることは間違いないし。
ちなみにビアノラは空腹時投与(食事1時間前 or 食事2時間後)なのでその指導もきっちりできるとは思えないんですけどね。食後に飲んだ場合は効果として謳っている即効性はまず期待できないし、効き目も従来の薬とあまり変わらなくなると思われます。
これを読んでいる人でアレルギーに悩んでいる人は、薬の作用を最大限に生かすためにも服用方法はきっちり知っておくことをおすすめします。。薮のような医者だったら面倒という人にはすぐに食後で出すくせに、効果は空腹時に飲んだ時の説明をしかねないので。




