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書類の改ざんは慣れてる?

 今日も保険会社から数日前に往診に行った件で問い合わせの電話があった。

いつもの通り、薮の書いた書類内容に抜けがあったというものであったのだが、今日私は見てしまったのだ。手控え帳にはちゃんと書いていますからと言いつつ、書き込まれていなかった項目に丸を付けている現場をだ。


 以前からもしかすると適当に捏造して数値などを答えているのではないかと疑っていたが、少なくとも今回はその現場を目撃してしまったということになる。

本来は入れないはずの人がここで検査を受けることを希望している疑惑を持ったことがあるが、もしかすると本当だったのかもしれない。まぁ、今は従業員のいない日曜日の保険の審査は断っているのだが、その判断は結局間違っていなかったということになる。


 こんなにしょっちゅう項目抜けのある医者によく保険の審査を頼むなとある意味感心してしまうのだが、保険会社側にも何らかの考えがあるのだろうか?まぁ、以前と比べるとめっきり頼んでくる会社の種類は減ったということだが。

触診なども一切行わない医者なのだからほとんど審査する意味はないように思える。


 以前この小説で話題に出したベタニスをおぼえているだろうか?生殖器などに問題が出るためまだ若い女性に使うべきでないと書いた薬である。

今日はその薬を販売している製薬会社の人が薮にタクシーチケットを持ってきたため、ベタニスの警告について質問する機会があった。


 製薬会社の人の返答は

「絶対に使えないというわけではないのですが、特に女性の場合は閉経後の人にのみ使ってください」

とのことであった。


 まぁ、警告にもなっているのに安易に使えるというのは薮のような人間くらいだろうが。

結果を薮に教えると、フンと言いながら無視していたのでこれからも使い続ける気マンマンであるように思える。


 今後は保険請求のチェックにAIを利用して診療内容のチェックを行うということだそうだが、薮みたいなむちゃくちゃな処方をする人をいぶり出せるような公正なものができたらいいのにと思ってしまう。

まぁ、そんな観点でビッグデータを活用するとは限らないので実現する可能性は低いんだろうが。


 今時、自分や家族がもらっている薬の添付文書はインターネットでいくらでもチェックできる時代である。最後に自分を守れるのは自分しかいないので、皆さんはぜひチェックして欲しい。

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