第45話 文化祭の準備
演劇部に呼ばれ、シンデレラ役のオーディションを受けることになった。
事前にセリフを渡されていて、3人は練習して挑むことに。
その結果、シンデレラ役は遊理香に決まった。
遊理香は喜んだ。
私がシンデレラで隼人が王子様。
まるで少女漫画の世界に入ったみたいだと思った。
母親役には静羽が、義姉役には美明となった。
2人は悔しがった。
そして僕も含めて4人に完成台本が渡された……
もう一つの企画であるコスプレ喫茶について話し合った。
今更気づいたことだが、まともに料理ができるのが静羽だけだ。
静羽以外の3人では売り物レベルに到達していないと思った。
そこで僕が2案を考えた。
僕と美明と遊理香が7割作り、仕上げの3割を静羽がする。
もう1つは僕らは飲み物やサンドイッチなど簡単なものだけを作り、凝ったのは静羽が担当する。
静羽に聞いてみると、どちらでもいいが、後者の方が流れ的にいいだろうとのこと。
でもそれだと静羽の負担が大きくないかと聞くと、「大丈夫です。あといくつか作り置きにするとか」と静羽が言った。
料理や飲み物は一任されている。
というか丸投げされている。
後は何を作るかだ。
「喫茶っていうぐらいだから、コーヒー、紅茶は絶対よね」と遊理香
「後は軽食だね。さっき出たサンドイッチとケーキも出したいけど、難しいかな」と美明
「まあ簡単、早いが基本だろうね」と僕が言う。
「ではサンドイッチはみなさんが作って、私はチーズケーキ、チーズパスタにチーズのおつまみを……」
「やっぱりチーズ尽くしかい!」と僕がツッコむ。
「ダメですか」と静羽
「ダメってわけでもないけど」と僕が答える。
「せっかくならコスプレしているかっこうの由来の、アニメ飯とか作れないかな」と遊理香
「それいいねえ。ちょっと衣吹さんに聞いてみない?」と美明
それから衣吹さんに、それぞれなんのコスプレをするのか聞いて、関連するアニメ飯はあるかを聞いた。
みんなでそれらの候補のアニメ飯の実際の画像をみて、検討した。
○○のサラダと○○のシチューに決定した。
試しに材料を買ってきて、静羽が作ってみた。
美味しいし、なにより見た目がよい。
静羽もこれなら簡単ですと言い、衣吹さんに見せると、素晴らしいと言ってくれた。
これで文化祭の両方の細かいことが決まった。
僕は先ほど受け取った舞台の台本を見てみた。
「こ・これは!」




