表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
35/79

第35話 遊理香の初めての猫カフェ

岐阜旅行から数日経ったある日、遊理香はとある店の前に立っていた。


この店のドアの前を何度往復しただろう。


さっきから、入ろうとしては止めの繰り返し。


ようやく意を決して中に入った。


店に入ると、受付の人がいて、遊理香はキョロキョロと周りを見た。


「初めてのご来店ですか?」受付の人が聞いてくる。


「はい」


「ではまず、この店のシステムを説明させていただきます」


この店の説明・ルール・料金プランなどを言われた。


一通り済ませると、手を消毒し、スリッパに履き替えた。


荷物を預けるかどうかを決め、部屋に入った。


たくさんの猫がいる。


遊理香は思わず、大きな声でかわいいと言いそうになった。


なんとか我慢した。


その後、部屋を見回す。


いくつもの椅子があり、たくさんの漫画やボードゲームも置かれている。


猫が集まっている近くの椅子に座る。


何匹かがこちらを見る。


(おいでおいで)


しかしやってこない。


ちょっとがっかり。


すると、背後に別の猫がやって来た。


横にも猫がやって来ていた。


(かわいい)


やさしく撫でる。


猫じゃらしを使って遊ぶ。


すると注文していた紅茶が届く。


紅茶を飲むのも忘れ、夢中で猫と(たわむ)れる。


店員が小声で「写真を撮ってもいいですよ」と言った


(やったあ!)


スマホで猫の写真を撮る。


途中から動画に変更。


店員に頼んで餌を買い、あげることにした。


たくさんの猫がやって来た。


幸せだ。


こんなだらけた姿は、3人には見せられない。


私だけの秘密の場所。


でも隼人にだけは見せてもいいかなと思った。


私の全てを知ってもらいたいから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ