第22話 勉強会
テスト直前、みんなで勉強することになった。
しかしテスト期間中は部室が使えない。
そこで隼人の家で勉強をすることに。
「なんで僕の家なんだよ」
「かわいい女の子3人が行ってあげるんだよ。不満?」と美明
「そういうんじゃないけどさあ」と僕はちょっと気恥ずかしさを感じながら言った。
「隼人の家行くの楽しみ」と遊理香
「男の人の部屋に入るの初めて」と静羽
そして三人は待ち合わせをして、隼人の家に向かった。
隼人の家が選ばれた理由は、両親がちょうど不在だったってのがある。
それに、男の人を自分の部屋に入れたくないという理由もある。
3人は家に上がると早速隼人の部屋へ。
「思ったよりきれいじゃん」と遊理香
「パソコンの暗証番号教えて」と早速パソコンの電源を入れる美明。
「ちょっと。パソコンだけはやめて」
「怪しい。何を隠してるの?」と美明がニヤリとしながら言う。
「勉強に来たんでしょ。パソコンだけは触らないで」と僕は必死にお願いした。
「とりあえず誕生日入力すれば?隼人誕生日教えて」と遊理香
静羽はずっとキョロキョロしながら部屋中を観察していた。
「みんな勉強だよ。早くやろう」と隼人
「まあ私と静羽は余裕だけどね」と遊理香が言う。
そして、4人は勉強を始めた。
基本的に、僕と美明は教えてもらう側だった。
2時間ほど勉強をしたところで、美明が「お腹空いた」と言い出した。
「冷蔵庫にあるもの作って食べていいよ」と隼人
美明は冷蔵庫に向かった。
「焼きそばがあるじゃん。作っていい?」
「いいよ」
「私、手伝います」と静羽
「私も私も」と遊理香
3人が部屋から出ると僕は急いでパソコンを立ち上げた。
そして見られたらまずいものは隠して、暗証番号も変更。
番号は誕生日だったのだ。
こうして一安心した僕は、女子3人が自分の家で料理を作ってると思うとニヤニヤしてしまう。
しばらくして3人が焼きそばを持って戻ってきた。
野菜も入っていて、ソースの匂いも香ばしい。
3人は食べながら、旅行の話をしている。
台所で話してたのだろう。
そして僕は疑問に思ったので聞いてみた。
「あの。僕の分の焼きそばは?」
すると「焼きそば3袋入りのだったから」と美明が言った。




