第58話 名前を呼ぶことは、思ったより強い
朝のギルド廊下は、いつもより少しだけ騒がしかった。
冒険者たちが依頼票を見ている声。
職員が朝の帳簿を確認する音。
厨房から漂ってくる焼きパンとスープの匂い。
何もかも、普通だった。
だからこそ、俺はその普通に少し安心した。
黒表紙の本。
名前の欠けたメニュー札。
閉じた目の印。
昨日の出来事を思い出すと、まだ胸の奥が落ち着かない。
だが、目の前には普通の朝がある。
セリカさんが俺を見て、少しだけ目を細めた。
「今日は顔、少しましね」
「朝から顔の採点ですか」
「大事でしょ」
「まあ、最近は大事ですね」
否定できない。
リリアは俺の隣で、手帳に何かを書き込んでいた。
「何を書いているんですか?」
「今日の確認事項です」
「相談窓口の?」
「それもあります。でも、まずは名前の確認です」
「名前?」
リリアは手帳をこちらへ見せた。
そこには、丁寧な字で名前が並んでいた。
レン。
リリア。
セリカ。
ミュレア。
ノエル。
ユリアナ。
アリシア。
それから、ギルド長ダリウス、オルフェ、フィオナ、カイル、マリベル、エリナ。
「昨日、名前が欠ける話をしましたから」
リリアは静かに言った。
「朝に一度、ちゃんと確認しておこうと思って」
少し驚いた。
けれど、すぐに胸が温かくなる。
名前が欠けるなら、呼び合う。
昨日の夜、そう思った。
リリアは、もう行動にしていた。
「いいですね」
「はい。少し子どもっぽいかもしれませんが」
「そんなことないです」
セリカさんも手帳を覗き込み、ふっと笑った。
「じゃあ、点呼でもする?」
「点呼ですか」
「そう。レン」
「はい」
いきなり呼ばれた。
反射的に返事をする。
セリカさんは満足そうに頷いた。
「リリア」
「はい」
リリアも少し照れながら返事をする。
「セリカ」
俺が呼ぶと、セリカさんが一瞬だけ目を丸くした。
そして、少しだけ頬を赤くしてから答える。
「……はい」
「なんで照れるんですか」
「自分の名前を改まって呼ばれると、変な感じがするの」
分からなくはない。
リリアが小さく笑った。
その時、通信水晶が淡く光った。
『妾を忘れるでないぞ』
ミュレアだった。
朝から普通に繋いでくる魔王令嬢。
もはや日常になりつつあるのが怖い。
「ミュレア」
俺が呼ぶと、通信水晶の向こうで少し満足そうな気配がした。
『うむ。ミュレア・ノクターンじゃ』
「フルネームで返すんですね」
『当然じゃ。魔王令嬢の名は響きまで高貴であるべきじゃからな』
セリカさんが小さく言う。
「こういうところは本当にぶれないわね」
『褒め言葉として受け取る』
「半分くらいは呆れてる」
『なら半分は褒めておるな』
相変わらず都合がいい。
でも、そのやり取りがありがたかった。
名前を呼んで、返事がある。
たったそれだけで、昨日の欠けたメニュー札よりずっと強い。
そう思えた。
◇
相談窓口は、今日も図書館棟の一室で開かれた。
ただし、昨日までと少し違うことがある。
入口の受付台に、ユリアナ生徒会長が新しい札を置いていた。
そこには、こう書かれていた。
――相談者の氏名は、本人が望む呼び方で確認すること。
俺はその札を見て、思わず感心した。
「ユリアナ先輩、これ」
「昨日の件を踏まえた暫定措置です」
ユリアナはいつものように整った制服姿で、記録板を手にしていた。
ただ、表情は少しだけ柔らかい。
「名前の欠落が発生した以上、名前を軽視しない運用が必要だと判断しました。正式名、通称、呼ばれたい名。どれを使うか、本人に確認します」
「すごくいいと思います」
俺が言うと、ユリアナは少しだけ視線を逸らした。
「実務上必要なだけです」
「でも、いいです」
「……ありがとうございます」
セリカさんが横でにやっとした。
「ユリアナ、褒められ慣れてないわね」
「そういう問題ではありません」
「赤くなってる」
「なっていません」
なっていた。
少しだけ。
リリアは嬉しそうにその札を見ていた。
「相談に来る方にとって、呼ばれ方は大事ですから」
「はい」
ユリアナは頷く。
「特に、教会や家名、課程名で呼ばれることに抵抗がある場合も考えられます。相談窓口で最初に名前を確認することは、安心にもつながるはずです」
この人は本当に、制度に落とし込むのが早い。
そして、それが冷たいだけではない。
人を守るための規則になっている。
ノエルは受付札を見ながら、真顔で言った。
「名前確認、記録としても重要。呼称の揺らぎと第四の系統反応の相関が取れるかもしれない」
「研究目的だけではありません」
ユリアナが即座に釘を刺す。
「分かってる。相談者の安心が第一。記録はその次」
「よろしい」
ノエルが少しだけ得意げに頷く。
最近、この二人のやり取りは完全に定着してきた。
相談窓口の準備を終えると、最初の相談者が来た。
昨日のカイルだった。
治癒術科の男子生徒。
今日は少し表情が明るい。
受付で名前を確認されると、彼は少し照れながら言った。
「カイル・メルンです。カイルで大丈夫です」
リリアが微笑む。
「では、カイルさん。昨日の呼吸同期訓練はどうでしたか?」
「水に聖力を流す練習、少しできました。まだ怖いですけど……人に触らない練習からでいいと思ったら、少し楽で」
「よかったです」
リリアは本当に嬉しそうだった。
その姿を見て、カイルも少し安心したように笑う。
この相談窓口は、ちゃんと誰かの役に立っている。
そう思えた。
◇
午前の二件目の相談が終わり、休憩に入ろうとした時だった。
受付の生徒が、少し困った顔で部屋へ入ってきた。
「ユリアナ様。閉架書庫のフィオナさんが来ています」
その名を聞いた瞬間、俺たちの空気が少し変わった。
フィオナ・レイ。
黒表紙の本を見つけ、一人で開かずに相談窓口へ持ってきた司書見習いの少女。
昨日は手の感覚鈍化があり、寮で休むことになったはずだ。
リリアがすぐに立ち上がる。
「体調が悪くなったのでしょうか」
「それが……本人は体調ではなく、名前のことで相談したいと」
名前。
嫌な予感が胸に落ちた。
ユリアナが即座に判断する。
「通してください。ただし、休憩時間を緊急相談扱いに変更します。全員、記録体制を」
ノエルが記録板を構える。
セリカさんが俺の横に立つ。
リリアは治癒の準備。
俺は深呼吸した。
フィオナが入ってきた。
昨日より顔色は良い。
だが、表情は不安に揺れている。
丸眼鏡の奥の目が、今にも泣きそうだった。
彼女は両手で、自分の司書見習い名札を握っていた。
その名札を見た瞬間、俺は息を止めた。
木製の小さな名札。
本来なら、そこには「フィオナ・レイ」と刻まれているはずだった。
だが、今は違った。
レイ、の部分だけが残っている。
フィオナ、という名が薄くなり、輪郭だけになっていた。
「朝、気づいたんです」
フィオナは震える声で言った。
「名札の文字が薄くなっていて……それだけなら、墨が落ちたのかと思ったんです。でも」
彼女は唇を噛んだ。
「閉架書庫の先輩が、私の名前を呼ぼうとして、詰まったんです」
リリアがそっと聞く。
「呼べなかったのですか」
「はい。『レイさん』とは呼べるんです。でも、フィオナって……私の名前だけ、少し出にくいみたいで」
胸の奥が冷える。
ついに、人の名前に触れた。
しかも、最初に触られたのはフィオナ。
黒表紙の本を持ってきた彼女だ。
俺の視界に表示が浮かぶ。
フィオナ・レイ
状態:恐怖、不安、自己認識揺らぎ
名前欠落影響:軽度
対象:ファーストネーム「フィオナ」
原因:閉架異常物件・第一号との接触痕跡
注意:本人が名前を忘れているわけではありません
本人は忘れていない。
それが救いだった。
「フィオナさん」
俺ははっきり呼んだ。
彼女の肩がびくっと揺れる。
そして、目に涙が浮かんだ。
「……はい」
返事があった。
よかった。
名前はまだ届く。
「本人は名前を忘れていません。影響は軽度です。周囲が少し呼びづらくなっているだけで、まだ消えていません」
言いながら、「だけ」という言葉が軽すぎると感じた。
フィオナにとっては、まったく「だけ」ではない。
ユリアナがすぐに記録しながら言った。
「対象はファーストネーム。家名は残存。接触痕跡由来。本人記憶は保持」
ノエルが眉を寄せる。
「名前全体じゃなくて、個人名の方が薄くなるんだ。家名より本人を示す部分に出てる」
ミュレアの通信水晶が淡く光る。
『フィオナ、と呼び続けよ』
「ミュレア?」
『名は呼ばれねば薄くなる。本人が覚えておるなら、周りが呼んでやれ。雑にではなく、ちゃんとその者へ届くようにな』
ミュレアの声は真剣だった。
リリアが頷く。
「フィオナさん」
フィオナがリリアを見る。
「はい」
「手を見せてください、フィオナさん」
「……はい」
二度目。
名前を呼ばれるたび、フィオナの表情が少しだけ戻る。
セリカさんも静かに言った。
「フィオナ。怖いなら座って」
フィオナは泣きそうな顔で頷いた。
「はい……ありがとうございます」
ユリアナも、少しだけ緊張しながら言った。
「フィオナさん。相談記録上も、あなたの名はフィオナ・レイとして扱います。識別番号ではなく、あなたの名前で」
その言葉に、フィオナの涙が一つ落ちた。
「はい……」
俺は胸が詰まった。
黒表紙の本は識別番号で扱った。
名前を与えないために。
だが、人間は違う。
フィオナを番号で呼ぶわけにはいかない。
この違いを間違えてはいけない。
◇
リリアの検査では、フィオナの身体に大きな異常はなかった。
ただ、昨日よりも指先の感覚鈍化はわずかに残っており、精神的な不安が強い。
問題は、名札と周囲の認識だった。
ノエルが名札を直接触らず、透明な保護板越しに確認する。
「文字そのものが消えてるというより、認識されにくくなってる。墨は残ってる。刻みも残ってる。でも、目がそこを名前として結びにくい」
「第二号のメニュー札と似ていますか」
俺が聞くと、ノエルは頷いた。
「似てる。ただ、今回は対象が物じゃなくて本人の呼称に伸びてる。危険度が一段上がった」
ユリアナはすぐに対応を組み立て始めた。
「まず、フィオナさんの名札は一時保管。代わりに新しい名札を作成します。ただし、本人立ち会いのもと、本人が自分の名前を書くこと」
「私が?」
フィオナが驚く。
「はい。あなた自身が、自分の名前を書く。それをリリア様、レン様、私たちで確認します」
リリアが頷いた。
「いいと思います」
ミュレアも通信越しに言う。
『本人が書くのはよい。名を己の手で結ぶことになる』
ノエルが記録する。
「本人筆記による名称固定。試す価値あり」
「研究ではなく対処です」
ユリアナが言う。
「分かってる」
すぐに紙と小さな木札が用意された。
フィオナはペンを持つ。
手が震えていた。
リリアが隣に立つ。
「ゆっくりで大丈夫です」
フィオナは頷いた。
そして、木札に書き始める。
フィオナ・レイ。
一文字ずつ。
丁寧に。
まるで、自分がここにいることを確かめるように。
書き終えた瞬間、俺の視界に表示が出た。
フィオナ・レイ
名前欠落影響:軽度低下
本人筆記による名称固定:有効
推奨:信頼対象による呼称確認
「効いています。名前欠落の影響が少し下がりました。次は、信頼できる人に名前を呼んでもらうのがいいみたいです」
フィオナは少し迷った。
それから、小さな声で言った。
「リリアさんに、呼んでもらいたいです」
リリアは驚いた顔をした。
「私でいいのですか?」
「はい。昨日、怖いと言っていいって……言ってくれたので」
リリアの表情が柔らかくなった。
彼女はフィオナの前に座り、まっすぐに名前を呼んだ。
「フィオナさん」
「はい」
「フィオナ・レイさん。あなたは、昨日も今日も、自分で怖さに気づいて、ちゃんと助けを求めました」
フィオナの涙がまたこぼれる。
「はい……」
「その名前は、消えていません」
「はい」
「私たちも、そう呼びます」
フィオナは両手で新しい名札を握った。
俺の表示が変わる。
名前欠落影響:さらに低下
状態:安堵、涙
注意:経過観察継続
完全に消えたわけではない。
でも、薄れた。
名前を呼ぶことは、思ったより強い。
俺は、その場で本当にそう思った。
◇
昼前、フィオナの件は学園長とギルド長へ報告された。
旧名札は、閉架異常物件・第三号として封印管理。
ただし、フィオナ本人の名前は、識別番号化しない。
その判断をユリアナが明確にした。
「物件は番号で管理します。しかし、人を番号で呼ぶことはしません」
彼女の声は硬かった。
だが、その硬さは必要なものだった。
「第四の系統が名前を欠落させようとするなら、こちらは名前を丁寧に扱います」
ダリウスさんも頷いた。
「いい判断だ」
ユリアナは少しだけほっとした顔をした。
フィオナは、今日は図書館業務を休むことになった。
ただし、寮へ一人で戻るのではなく、リリアとセリカさんが付き添う。
その前に、フィオナは俺たちへ深く頭を下げた。
「ありがとうございました。私、自分の名前を呼ばれるだけで、こんなに安心すると思いませんでした」
リリアが優しく言う。
「不安になったら、また来てください。フィオナさん」
「はい」
セリカさんも頷く。
「無理に強がらないこと。フィオナ」
「はい」
俺も言った。
「フィオナさん。昨日も今日も、判断は間違っていませんでした」
フィオナは泣き笑いのような顔になった。
「はい……ありがとうございます、レンさん」
名前を呼ばれた。
俺も少しだけ胸が温かくなる。
人は、名前を呼ばれると戻れる。
それはフィオナだけではないのかもしれない。
◇
フィオナを送り出した後、相談窓口は午前で閉じることになった。
ユリアナの判断だ。
「本日は異常事例対応を優先します。通常相談は午後休止。相談者には明日以降の予約へ振り替えます」
ノエルは少し記録板を見ながら言った。
「フィオナさんのケース、かなり重要。本人筆記と信頼対象の呼称で影響が下がった。これは対抗策になる」
「ただし、実験目的で再現することは禁止です」
ユリアナが即座に言う。
「分かってる。人の名前を危険に晒して試すつもりはない」
ノエルの声は真面目だった。
そこは信用できる。
ミュレアが通信越しに言った。
『第四の系統は、名を削る。だが、削られた名は呼べば戻る。少なくとも軽いうちはな』
「重くなると?」
俺が聞くと、ミュレアは少し黙った。
『分からぬ。だが、完全に名を失えば、呼び戻す手がかりも減るであろうな』
嫌な想像だった。
リリアが胸元に手を置く。
「完全に欠ける前に、気づく仕組みが必要です」
ユリアナが頷く。
「毎朝の名前確認を、関係者だけでなく、相談窓口の受付手順にも入れます。名札、記録票、本人呼称の三点確認」
「徹底ですね」
「徹底します」
その言葉は頼もしかった。
セリカさんが俺を見る。
「レン」
「はい」
「あなたも毎朝、自分の名前を言いなさい」
「俺もですか」
「当然。魂同調者だの危険異能者だの肩書きが増えすぎてるんだから」
リリアも頷く。
「はい。レンはレンです」
ミュレアも通信越しに言う。
『妾も確認してやる。レン、レン、レン』
「連呼しないでください」
『呼べと言ったり連呼するなと言ったり、難しい男じゃ』
「限度があります」
ノエルがぼそっと言う。
「名称固定のための反復呼称。効果ありそう」
ユリアナが即座に言う。
「本人が嫌がる回数は禁止です」
「分かった」
そこまで規則化されるのか。
いや、必要かもしれない。
俺は苦笑した。
「分かりました。毎朝確認します」
セリカさんが満足そうに頷く。
「よし」
◇
その日の夕方、ギルドへ戻る前に、俺たちは中庭で少しだけ足を止めた。
フィオナの新しい名札を作った時のことが、まだ胸に残っている。
本人が自分で名前を書く。
信頼できる人が名前を呼ぶ。
それだけで、欠落の影響が下がった。
派手な魔法ではない。
剣でもない。
王家の結界でも、魔王封印でもない。
ただ、名前を書くこと。
名前を呼ぶこと。
それが、第四の系統への小さな抵抗になった。
「レン」
セリカさんが呼んだ。
「はい」
「ほら、返事できる」
「できますよ」
「大事なことよ」
リリアも微笑む。
「レン」
「はい」
通信水晶からミュレア。
『レン』
「はい」
ノエルまで。
「レン」
「はい」
ユリアナも、少し迷ってから言った。
「レン様」
「はい」
「……確認です」
「分かっています」
少し照れているのが分かった。
俺はみんなを見る。
「リリア」
「はい」
「セリカさん」
「はい」
「ミュレア」
『うむ』
「ノエル」
「はい」
「ユリアナ先輩」
「はい」
名前を呼ぶ。
返事がある。
それだけのことが、今日は妙に大きく感じた。
第四の系統が名前を削るなら、俺たちは名前を呼ぶ。
忘れないために。
欠けないために。
誰かを番号や役割だけにしないために。
その時、視界に表示が浮かんだ。
通常交流
名称固定効果:微弱
深層信頼リンク:安定
第四の系統反応:低下
俺は少し笑った。
「どうしたの?」
セリカさんが聞く。
「名前を呼び合うの、効果あるみたいです。第四の系統反応が下がりました」
リリアがほっと息を吐く。
「よかった」
ノエルが記録板を開きかける。
ユリアナが見る。
ノエルは少し考えてから、言った。
「あとで書く」
「よろしい」
この二人も、だいぶ安定してきた。
ミュレアが通信越しに満足そうに言う。
『ふむ。やはり名は強い。妾の言った通りじゃな』
「はい。ミュレアのおかげです」
『もっと褒めてもよいぞ』
「調子に乗るのでここまでにします」
『つれない男じゃ』
いつものやり取り。
いつもの声。
俺は夕方の空を見上げた。
第四の系統は、たぶんこれからも名前を揺らしてくる。
記録を欠けさせ、呼び方を乱し、誰かを誰かでなくそうとするかもしれない。
でも、こちらにもできることがある。
名前を呼ぶ。
返事をする。
記録する。
本人が望む呼び方を確認する。
小さなことだ。
でも、小さなことほど日常に根を張る。
その日常を守ることが、今の俺たちの戦い方だった。




