第三百六十章〜欲求不満
書かせていただきます。翔子の歳上体験です。まあ、こんなものだったかと。一方、克典や幸司や玲子のことも決して忘れる訳には行かないのでした。お楽しみに!
だがしかし、のぶが連れて行ってくれたのは、少なくとも、レストランではなかった。
宮下公園の下にある全国的に有名な餃子のチェーン店であった。
餃子店は開店したばかりということもあってか、店内は満席に近かった。その一番奥の席に着いたさふたりは、向かい合って座った。これは父娘に見えるのだろうか、それとも夫婦か━━。
そんなことを翔子は考えた。
店内には焼けた餃子の香ばしい匂いが充満していた。
「わしは餃子定食や。あんはんは?」
地元がそちらなのか、急に関西弁になったのぶが訊いてきた。
「では、同じもので」
店員が厨房に、戻るとのぶが翔子の全身を嘗め回すように観察してきた。
「プロポーションも完璧や。貴女は美しいで」
嬉しそうに笑った。
「いや。恥ずかしいですわ。そんなことないし」
翔子は口に手を当てて俯いた。
♢
結局、円山町に向かうことになった。いくらなんでも、食事をご馳走になっただけで大金を受け取るというのには気が引けたから。
翔子は基本、仰向けに寝ているだけで、身体を預けた。のぶは、むしゃぶりつくように翔子を嘗め回し、乳首を甘噛し、それを思い切り吸い上げた。
「女の香りがぷんぷんしおるんよ。貴女は素敵だ」
そんなことまで口にする。彼は、翔子の陰核に触れ、烈しく擦った。そこが弱い彼女は、とうとう、
「もう駄目です。早く挿入て下さい」とせがんだ。
のぶのモノは、彼女に快感を与えるほどの大きさはなかった。それでも翔子は、声をあげて感じているフリをした。
数分後、のぶだけが絶頂を迎え、果てた。
「とても良かったでんねん」
と笑い、シャワーを浴びてから駅まで送って頂いた。
━━今日は幸司の塾の日だ。あの脚で行けるものなのかはかはわからないが、彼ならできるあと思えた。それでも、電車賃とタクシー代金を渡して送り出さなければ。彼女は焦った。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




