第三百五十八章〜翔子再び
こんばんは。さ書かせていただきます。翔子は再び同じやり方をするようです一体、玲子からの脅迫を言い訳にふるかのようです。彼女とその家族の運命はいかに?もしもお楽しみいただけましたのならば幸いです。
夫を会社に送り出してから、翔子はまた例のアプリを開いて夢中になり始めた。
送り届けられる殿方からのメッセージは、相変わらず面白みがなかった。
向こうから来るメッセージがつまらないなら、逆にこちらから好みの男性に送ってみようか━━。そんなアイディアも頭に浮かんだ。が、どのプロフィールを見てもあまりメッセージを、送りたいとも思えなかった。
急がなくてはならないのに。焦っていた。
玲子との約束の日時は近づいていた。それまでにお金を稼がなくては。
玲子も翔子が金を稼ぐことには反対や、嫌がらせをする理由もないに違いなかった。ただ、翔子が、逮捕されるような事態になることは望んでいない筈であった。
━━わたしは金蔓なのだから、殺されることもあるまい。お金を払い続ける限り…。それだけでも安心できるような気がした。楽観主義というのか 何というのか……。
そのまま朝食も摂らずに家事をして、アプリを見て、また家事をして……と、忙しい半日を過ごした頃であった。
単刀直入 なメッセージが入った。
『三万でいかがですか?当方67歳ですが、元気ではあります。妻に先立たれ後は平凡な余生を送るだけです。お話するだけでもいい。お逢いしませんか?』
珍しく、長文であった。しかし、彼女はその男に好感を持った。
━えっちも無しで三万とは……。ホテルに行くかどうかは別としても、3万は大きかった。この前買ったポロ・ラルフローレンへの出費のもとを取って余りある。
彼女はすぐに、返信をした。
『御早う御座います。メッセージ頂きまして誠に有り難う御座いました。誠実な文章にお人柄が出ている様で、優しい方なのだろうなと直感致しました。もしよろしければお会いさせていただきたいです。お返事ください。よろしくお願い申し上げます。なお、わたくし、お逢いするなら早いお時間の方が都合良いです。すみません。できれば』
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




