第三百四十八章〜逢瀬を重ねるが……。
書かせていただきました。高木翔子な、やはり、副島満の後を追うのを自身でとめられなかった。どんどんのめり込んでいくばかりだ。ところが そんな時、息子である幸司が……。乞うご期待!
2週間は待てないだろうと自覚していた。副島との逢瀬は、翔子に麻薬的な中毒症状を起こさせた。玲子という女から脅されていることまですっかり忘れてしまう程に。もう遭わずには居られなさそうであった。
夫も息子もそれぞれ会社と学校へ向かって行ったあとに、翔子は、我慢出来ずに副島の電話番号をタップした。彼はすぐに出た。
『もしもし……。ああ、貴女か』
翔子にはその声がかなり冷めた声のように聴こえた。
━━もうわたしには飽きてしまったのだろうか?マッチングアプリをしている様子から、彼は次から次へと違う女を漁っているのかもきれなかった。彼に限って そんなことはないだろうと思いながらもその疑念は捨てられなかった。
男というものは移り気だ━━。高木翔子の中の平井聡はそれを深く知っていた。
疑念を感じながらも、3日後に逢う約束に漕ぎ着けた。7日間は でも長く感じられた。
ところが、その二日目のことである。
翔子は自宅で洗い物をしていた。その時である、スマートフォンの着信メロディが鳴り始めたのだ。ディスプレイには、幸司の学校と記されていた。
━━学校から?幸司の身に何か悪いことでも起きたのか?それは直感であった。
『もしもし。幸司くんのお母様でいらっしゃいますでしょうか?』
どこか慌てたような女性の声であった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




