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第三百六章〜諦めと執念
書かせていただきます。ラストシーンはなんとなく見えてきた気がします。でもうまくいきますかどうか、分かりません。お読みになっていただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。
少し話してから通話を切った。しばらく考えがまとまらなかった。確かに、超常現象は、その超常たる部分を解明されたら途端に超常現象ではなくなる。つまりは、そうなったらもうそれを起こせるという優位性はなくなるのだ。今まで入れ替われたから優位に立っていた逃走劇も、そんなにはうまくいかなくなる。作戦を変えなければならないのだ。変える余地があればの話だが。場合によっては完全に能力を封じ込められる恐れもある。
どうしたら、どう 太刀打ちすればいいのだ?
さっきの夏美は少し怒っているような感じがした。
そうだとすれば、それはおそらく蘭馬がなかなか夏美の身体を返そうとしないからであろう。
そろそろ潮時なのだろうか?もうおしまいなのだろうか━━?
いや……。諦めてはいけない。諦めなければ必ずやり遂げられる。蘭馬はそう信じていた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書きますのでよろしくお願い申し上げます。




