第三百三章〜罪と罰
おはようございます 書かせていただきました。いよいよストーリーには、収束へと向かっていきそうです。果たしてどんなラストシーンになるのでしょうか?もしも 楽しみいただけましたのならば幸いです。
ネットニュースで、法改正の記事を読んだ蘭馬は、すぐに逃亡の準備を始めた。
事態は急変した。もう昨日までの日本ではないのだ。今や蘭馬のしていることを取り締まれる法改正がなされたのだ。
蘭馬は焦った。夏美の遥か遠方に逃亡するか?の考えがまず、思い浮かんだ。しかし、たとえどこに逃げようとも、警察は全国に手配するのだろうから、同じといえば同じなのかもしれなかった。第一、逃亡するにも 資金がいる。それは 歌舞伎町でやってきたような方法で稼ぐことは可能だが、逆に言えば、それは売春防止法という物件での逮捕が 簡単になるということにもなる。
ならば、それもダメだ。牧島基を巻き込んでやろうか。彼なら何とか手助けをしてくれるだろうか?だけど、それもどのみち一生 影を歩いてこそこそと人生を歩かなければならなくなる。基にも迷惑が掛かるに違いない。
……そうか……。被害届けさえ出されなければいいのではないのか?それが親告罪なのだとしたら、夏美の口を封じさえすればそれで蘭馬は罪には問われない。それならば夏美をどうにかしさえすればいい。蘭馬は罪には問われない。
平井聡のことは、この際どう対処してあげられるかはわからない。自分だけで手一杯だ。手助けをしてあげることはできないのかもしれない。
しかし、それは やむを得ないのだ。誰だって自分が一番大事だ。
ずっと。ずっと白鳥夏美として生きていたかった。その夢 さえ叶えば他には何もいらない、そうとさえ思ったのだ。
蘭馬は計画を立てなければならなかった。この先、どう対処していくべきかと。
夏美に電話する事を思いついた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




