第二百九十二章〜高梨恵子登場
書かせていただきました。また新展開です。どんどん物語 が 広がっていってしまいます。終わりが見えません。どうにかならないでしょうか。それと そろそろ ペンネームを変えようと思います よろしくお願い申し上げます。
「お巡りさん!あたし、本当にやってません!信じて下さい!」
高梨恵子は必死になって説明しようとした。スチール・デスクの天板を両の拳で叩き、唾を飛ばした。
取り調べを任された北海道警札幌中央署刑事課所属の東村山光三郎警視正は、両掌を恵子の前に翳し、興奮を落ち着けようとした。
ここで一つ 断っておかなければならないことがある。それは、今高梨恵子は、高梨恵子たる姿をしている訳ではないということである。
ではどのような姿をしているのか?それは、おそらく皆様方のご想像の通り、であると思われる。
そう。今の高梨恵子は、平井聡の姿をしているのに他ならないのだった。
「正直におっしゃっていただけますと助かるのですがね……」
東村山 光三郎は、指先でデスクをコツコツと叩いてみせた。
「ですから正直に申し上げております!」
恵子は声を荒げた。
「そう言われましても、あなたが現場にいらしたことは間違いないのです。あなた、東京の人でしょ?存じ上げておりますのですよ」
「はあ?」
恵子には本当にちんぷんかんぷんのようだった。だが、彼女の体が全く別の姿をしていることは確かなようだった。こんな超常現象みたいなものが起きた時 一体どう説明すれば信じてもらえるのだろうか━━?
この東村山という刑事は刑事として優秀なのではないのだろうか?だとしたら、人の言うことが嘘か本当か、を鋭く 見分けられるのではないのだろうか?
恵子は焦ってきた。
━━これは 最近 東京で流行っている、入れ替わり現象なのだと確信しているのだけれど……。
お飲みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書かせていただきます。




