第二百九十章〜北海道へ……
おはようございます。せていただきます。高木翔子は、街道へと旅立ちます。日程は2日間だけなのですが。彼女は平井聡本体を探し出すことが可能なのでしょうか?楽しみにしていただけましたなら幸いです。
高木翔子は、旅行の支度をした。その様子すを盗み見た幸司が訊いてきた。
何処かへ行くの?旅行?それとも家出?ズバリ不吉な単語を出す息子に、畏怖の念を感じた。
━━わたしは家出するのだろうか?もうここに帰ってくるつもりはないのだろうか?自分が産んだわけでもない、お腹も痛めていないはっきり言って赤の他人である息子に言われて、疎外感に悩まされる翔子であった。
━━急用が出来事たの。幼馴染の友達のお母様のお葬式。遠いけど行かなきゃならないの 2日かかるわ。2日間 ホテルに泊まらせてください今日の午後の便で羽田からたちます。お夕ご飯は作って冷蔵庫に入れておきます。幸司と一緒に食べてください。どうかお許し下さい……。必ず帰りますのでご心配なきよう━━。
そんなメッセージを克典のスマートフォンに送り、幸司に、火の元にだけは気をつけてね。お出かけの前には鍵を確認すること。いいわね━━?
と声を掛け、自宅を後にした。とにかく、平井聡本体の安全を図らなければ、翔子の命も消されてしまうのかもしれない…そんな恐怖心からの行動であった。
羽田空港に着くと早々に手続きをし、午後1時の便に搭乗した。目的地は、札幌に程近い新千歳空港であった。
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