第二百八十九章〜蘭馬の不満
書かせていただきます。濡れ場ですが、R 18作品ではないため、控えめな表現に終始しております。お楽しみになっていただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。
蘭馬は、胸板に圧しつけられた顔面を引き剥がそうと藻掻いた。このままでは 窒息してしまいそうだ、までありそうだった。男の背中を叩いて合図を送った。するといきなり、無理やりベッドに寝かされた。ミニスカートの裾が捲れた。そういえば今日は勝負日だと思っていたので、レースの透け透けショーツを履いていた。陰毛はきちんと剃り上げてあった。
「いやん。見ちゃいや」
蘭馬は精一杯女らしい声を上げた。彼も興奮してきたらしく、パンツを脱ぎ始めた。
━━いきなりの挿入 パターンか。つまらないな……。
蘭馬は不平を言いたかった。もっと、もっと 前戯でいじめて欲しかった、気持ちよく 興奮させて欲しかった。まずはムードを盛り上げて欲しかった。
アソコの大きさ的にはまあまあ平均以上だったかもしれないけれど、大したテクニック もなく、あっという間に自分だけイってしまうそのやり方は、蘭馬を満足はさせなかった。2人でシャワーを浴び、約束通り お給料をいただき、ホテルを別々に出て一応カモフラージュして別れた。
蘭馬にとってはつまらないセックスであった。父と母と兄のいる実家に帰った。彼らにばれるとも思わないが、一応帰ったらすぐに、またシャワーを浴びた。お金 上がり 頭にターバン 体にバスタオルを巻いて リビングに行った時、ちょうど平井聡に関するニュース番組がやっていた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




