第二百八十五章〜自我と肉体
書かせていただきます。もうわけがわからなくなってきました。ストーリーはどのように 繋がっていくのでしょうか?いつもお楽しみいただけましたのならば幸いです。
どつやら平井聡の命を狙う者はかなり多いのではないかと思われた。
慈善事業のつもりでやってあげた入れ替わりも、時が経てば恨み辛みに変わるペテンに過ぎなかったのだろうか?
まあ 結論的にはそういうことになったんだろうけど━━。
因みに、平井聡の身体が消えたら、離れて暮らすその自我はどうなるのだろうか?体が消滅するのと同時に 自我 も消滅するのであろうか?そしてその場合、この高木翔子の身体はどうなるのだろうか?平井聡という魂が抜けてしまったら、高木翔子の身体も滅びゆくのであろうか?
そんな風に 連鎖的に人が消えていったら、世の中は大パニックになるだろう。
そうならないようにするには 入れ替わりをこれ以上誰にもさせないようにするしかない。今のところ、入れ替わった人間は数が限られている。その程度で済んでいるうちに、入れ替わりを阻止しなければならないのではないか?
これは自分自身に誇りを持ち、その存在に責任を持って他人を羨んだりなどしてはならないという教訓なのではないか。神様から与えられた……。
だが、そうは思うもの
の、やはり踏ん切りはつけられそうになかった。彼は今が一番幸せなのだった。
取り敢えず、平井聡を助けにいかなければならないかもしれなかった。自我の存在のために。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました




