第二百七十三章〜ウキウキ
書かせていただきます。今日はお医者に行く日だったのであまりかけませんでした。新富司の新たな生活の始まりです。楽しみになっていただけましたら幸いです。
新富 司は、もはや天にも登るような気持ちであった。身体が、今まで感じたこともないくらいに軽いのである。走ろうが、跳び跳ねようが、座ろうが立とうが、体が意志にぴたりと寄り添うように反応してくれるのだ。
実に快適であった。健康的であった。何でも出来そうな気がした。
まだ見ぬ世界を冒険してみたくなった。彼女は、富江の部屋にあった服をあれこれ着けてみた。どれもミドルエイジ向け的な地味なデザインのものが多かったが、それは富江の年齢を考えれば、当然といえば当然だったかもしれない。
━━今や自分の見た目も、その四十絡みのオバサンそのものなのである。
しかし、それは不満ではなかった。プロポーションの良さで言えば、三橋富江がしっかり節制していたのは認めざるを得なかった。
こ、れだけプロポーションが良ければ、たとえ若向きのファッションであっても充分着け得るのは明白に思えた。おまけに 素肌のハリもいいし、艶もある。年齢にしては木目が細かいのである。だから、新富司は狂喜したのである。
━━これで、今までサイズ的に我慢するしかなかった様々なファッションを難なく着こなし、楽しめるというものだ。
まるで新しい人生の始まりみたいなものではないか。
司の心臓は高鳴った。
━さあ、さっそくお出かけするぞ!もうマッチングアプリ にも頼らない。遊びたいだけ 遊ぶのよ━━。
司は浮かれていた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




