第二百七十章〜志願者、見つかる
書かせていただきました。からのストーリー展開を楽しみにしていてくださいませ。地震はありませんが やるだけやってみます。どうぞお読みくださいませ。
入れ替わり志願者は、意外にも容易く見つかった。都内に住む二十四歳のOLだった。一流大学を卒業し、都内の一流企業に務めているらしかった。病気も病歴もなく、借金もない、いたって普通のレディであるらしかった。
順風満帆な人生に見えるが、彼女には、見た目が悪いという強いコンプレックスがあった。それは、ちょっと肥満体質であるという事実に基づいているらしかった。肥っているせいで、顔もアンパンのように丸く、不細工だと思い込んでいるようなのだ。実際は若々しいし、まあまあ可愛いのだが。
それでも彼女は痩せたいらしかった。今までいくらどりょしてもダイエットは成功しなかった。理自制心がないというのか、どうしても運動した以上に食べてしまうのだ。その他のどんな方法も 試したが、一向に遊ばせなかった。痩せるためならわたとえ20歳、歳を取ってしまっても構わないとまで思い詰めたようだ。
そんなわけで、入れ替わりをお互いに 了承することに至ったのだ。ちなみに彼女は両親を早くに亡くしていて、親戚筋とも極めて疎遠で、計画に反対する者など皆無だったのだそうだ。
富江としても、自分はダイエットが得意だという自負があり、自分なら簡単に痩せられるだろうという自信があったのだ。
計画実行の日にちは、あっという間に決められ、次の週の日曜ということになったのだ。
御読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




