第二百六十三章〜無罪?
書かせていただきました。またまた 説明的な作りの章てまあひますりり暦になっていただけましたら幸いです。
嫌疑不十分により平井聡演じる翔子は、勾留執行停止扱いで世に解き放たれた。子供と夫の世話に翔子が必要だと判断されたようだ。
な、それは書類上、便宜的に言い渡された建前であり、実際は、今の段階では逮捕、起訴したところで、証拠不十分で不起訴になることが目に見えていたからであろう。
平井は、たまたま見つけた洋菓子店で、美味しそうなタルトを見つけ、家族分買って帰った。
帰り着くと、克典から何があったのかと 根掘り葉掘り訊かれたが、平井は何かの間違い、誤認逮捕 みたいなものよ、ちゃんと賠償してもらわなきゃね、などと精一杯誤魔化すしかなかった。
平井は再びこの場に戻ってきて…幸せに生活するハズなのであった。
平井は、全国的に広まった 入れ替わり現象による失踪事件についてネットを使って調べ始めた。入れ替わりの原因と思われる疾走者はは一日数件起きていて、収束する兆しは全くなかったのだ。
━━全く困ったものだ。いくら 何でもここまで広がってしまうとは…。どうしたものか?これは一体オレの責任なのだろうか?あれは人助けのためじゃなかったのだろうか?いや、それによって幸福を掴んだ者は幾多もあった筈である。いや、論理的に考えれば そうだ。望む者と望まれる者、つまり需要と供給のバランスさえ取れていれば問題なさそうに思えるのだ。
そうだ。恐れることなどないのだ。堂々と ここで生きていこう━━平井はそう決意した。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




