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入れ替わり  作者: 孑孑(ぼうふら)
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第二百六十一章〜増殖

こんばんは。書かせていただきました。増殖していた事件、 次の段階に入りました。しかし、誰も平井聡を恨みません。被害の残業も決まりません。一体、日本はどうなってしまうんでしょうか?

もともと、平井聡が始めた人助けの為の慈善事業、愛の入れ替わり作戦は、平井がそこから手を引いた後にも全国に拡がっていった。もう、『入れ替わり』の方法なんて、SNS経由で全国に知れ渡っていたのである。

次々と 人が消え、そして、まったくの別人が突如として現れた。

それの起こる場所にはなんの規則性も見られなかった。AI に聞いてみても、入れ替わり の出現する場所を予測することは不可能だった。平井聡が手を引いた後だったので、彼だけを疑うのはナンセンスとなった。

視力を失った二十歳の女性は、二十五歳の健康的で正義感溢れる青年と入れ替わり、初めて海というものをその目で見た。余命一年と宣告された七十歳の老婆は健康的な八十歳の男と入れ替わり、天寿を全うすることとなった。感謝する者 される者は次から次へと現れては消えた。日本人が混沌としていた。

もう、平井聡ひとりでどうにかできるような 段階ではなかった。

しかし、そんな折、国会がようやく重い腰をあげた。

今回の超常現象的事象に伴う犯罪を取り締まる法律、その設定に向けて 各部会や超党派の勉強会、国会質疑応答などでその話題が表沙汰になっていったのである。国をも揺がすこの問題は、どのように展開していくのであろうか?

御読みになっていただきまして誠にありがとうございました。まだまだかけます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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