第二百六十章〜突入?
書かせていただきます。いよいよ高木家へこ捜査がひじまるようてます。警察は何かの手がかりをつかめるのでありましょうか。高木翔子 となった平井聡は耐えられるのでしょうか?どちらも未来のために生きるものです。楽しみいただけましたら幸いです。、
数日後、平井聡の言う高木翔子の自宅に向けて3名の捜査員が出向く事が決定された。
現場は見なければならない。そうでなければ平井聡の供述している内容が本当なのか嘘なのか判定のしようがなかったのである。
その間にも高木家への内偵は進められた。捜査員が、間違えて配達しようとした宅配ドライバーのフリをして、室内の様子を覗き見ようとしたこともあった。その際に訪問に応答したのが、平井によって提出された高木翔子の青写真に酷似していたのである。よって、平井聡の供述したその住所に高木翔子が居住しているのは間違いないと断定された。
ならば 任意で出頭を求めるというのが筋ではないか、というのが合同捜査本部の大方の見方であった。
黒塗りの覆面パトカーが高木翔子宅であるマンションの一階エントランス前に停車した。捜査員総員10名が2基のエレベーターに乗り込み、一気に現場階まで上昇した。中に踏み込む 人員は3名だけである。あとの7名は、翔子の逃走を阻止する為の監視要員である。マンションの他の住民は目を丸くした。物々しい雰囲気の中、屈強男たちが大勢で入ってきたからである。何か事件でもあったのか?殺人か、放火かと色め きたったのだ。
男たちは皆、黒いスーツを着ていた。刑事一課の面々なのであった。
一番驚いたのは、何よりも訪問先の高木家の者たちである。
高木翔子である平井聡に逃げ場などあろうはずもなかった。
平井聡は、このような人数で来られたら他の住人に迷惑がかかるだろうと、調布署へ出頭しての任意での事情聴取になら応じると主張した。果たしてその主張はあっさり認められた。それは警察にとって悪いことではなかったからだ。
平井聡は、自ら先に立ってエレベーターに乗り、エントランスに向かったのであった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。お風呂に入ります 少し休憩になります。お待ちくださいませ。




