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第二百三十二章〜帰宅?
書かせていただきます。いよいよ平井の主婦体験です。お楽しみいただけましたのならば幸いです。もうお願い申し上げます。
幸いカレールゥのストックもキッチンにあるようだった。カレーを作るついでに、煮込み時間を利用して、キャベツの千切りサラダを作った。さらにスープの素を使ってコンソメスープも。3品あれら充分という食生活をする家庭ならば良いのだけれども。
時刻は16時半を回った。誰かが帰ってくる時間帯だ。もくに息子が、どこかの学校の生徒だとするのならば、この時間では遅いかもしれない。活動でもやって遅くなる毎日なのか?今のところわかり得ないが。
とにかく滞りなく主婦役と母親役、そして 妻役を演じなければならなかった。
平井は、予行演習をした。
「おかえりなさぁい」
こんな甘い声ではダメかしら…。
「おかえり」
なんだかおばさんぽいな……。ならばどう言おう?
「おか……」
突然、ドアチャイムが鳴った。それも2回も。平井はインターホンのカメラ越しに訊いた。
『はぁい。どなた?何のご用?』
すると、
「俺だよ、俺。帰ったよ」
中学生ぐらいの男の子の声がした。多感な時期であるのが感じられる声だった。
緊張しながら 玄関に向かった。
青みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も頑張ろうと思います よろしくお願い申し上げます。




