大百八十九章〜牧島のお部屋
書かせていただきます お風呂上がりです。パパパと書きます。あり男女で一つ屋根の下に暮らすのにはいろいろな問題が生じてきます。どんな人間でも あくまで 他人同士ですから。、さて、お楽しみいただけましたら幸いです。
牧島の住むアパートは、軽量鉄骨製で、防音性はあまり良くなさそうであったが、普段お喋りをする分にはそれ程気にする必要性もなさそうであるし、まあ、普通に住むには不便もなさそうであった。
あらかじめ 電話してあったから、基は在宅であった。何か余所余所しく挨拶して蘭馬は中に通された。牧島は男だから同じ屋根の下では寝られない、と心しない訳でも無かった。ここではあくまで異性同士なのだから警戒を怠ることは許されない。ましてや今の欄馬は他人の体を借りている身分なのであるから。
「荷物はそこに置いてよ」「このセンターテーブルは自由に使っていいよ。お化粧とかもするんだろ?」「風呂は好きな時間に入れよ」
喋るのは殆どが牧島であった。
━━お風呂……。見たところワンルームで、脱衣場とかあるわけではないし、この部屋とバスルームを分け隔てているのは薄い磨り硝子の入った引き戸だけである。音も漏れようし、お互いの視線を避けながら出入りするのにも相当苦労しそうだったのだ。
蘭馬は非常に悩んだ。牧島基は、一番の親友である。決して気分を害したくなんかないし、まして絶好なんて死んでも嫌だ。なのに……。
この部屋は好き合ってもいない男女で他人のような顔をして過ごすのには物理的に制約がありすぎるのてまはないか?
蘭馬は、そのように思ったのである。
そこでふと、蘭馬は妙案を思いついた。
スマホを取り出す。検索する。近くの公衆浴場の場所や料金を検索する。
ごく近くに昔ながらっぽい銭湯があった。
何らかのの理由をつけて、入浴だけはその銭湯まで足を運ぶというのはどうだ?なかなかのアイディアかもしれない……。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




