第百八十章〜面会
書かせていただきます。本日最後の投稿となるかと思います。あとはお薬を飲んで寝ます。皆様方、本日も1日お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。また明日お会いしましょう。おやすみなさいませ
牧島基は、ニュースを観て困惑した。そして、焦った。
『連続転落失踪事件の鍵を握っていると思われる重要参考人の女、18歳の身柄が今日午後五時前、警視庁新宿署管内にて確保されました』
というニュースを観たからである。なぜそれを観て困ったかって?
それは、報道されている女の顔写真が、蘭馬が写メで送ってきた女の子とと同じ顔だったからだ。
ある意味、男好きのする顔立ちだった。瞳が大きく、アイライナー 映えのする眼の形も一緒だ。引き締まった唇も、それに引かれた 紅の色も。髪は セミロングで、写真では ポニーテールにまとめているようだった。
間違いない。それは蘭馬の恋人(?)かどうかは知らないが、兎も角も知り合いに違いないの だった。
すぐさま蘭馬にメールを送った。電話もした。しかし、彼が出ることはなかった。それどころか、電源が切られているか電波の届かないところにいるのか どちらだというアナウンスが返ってきた。
そういえば しばらく彼の足取りが分からなかった。新卒 とまでは言わないよ 電話やらに答えてくれることはごく稀だった。なぜ 疎遠になってしまったのか、基にはまったくわからないし、心当たり もなかった。
蘭馬の家族にも確認の電話をした。だが、御両親も彼とは連絡がつかないと心配していた。
これは彼の行き先の情報を持っているのは、テレビでは今のところ匿名扱いの女性かった。
確か 写メでは、彼女は 白鳥 夏美と言うんだ、と書かれていたと思う。基は、彼に恋人が出来たのだと喜んだり嫉妬したりしたものだった。
それならば なおさら、彼女は、蘭馬の行方を知っているはずであった。
基は、新宿の拘置所に面会に行こうと決心した。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございます。




