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入れ替わり  作者: 孑孑(ぼうふら)
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第百七十五章〜平井増殖。

こんにちは。今日のペースが遅くなってしまっています。それでも書かせていただきました。ありがちだけどこのでは違う 展開をとる 鍵になるかもしれません。お読みになっていただけましたら幸いです。

平井は、最近めっきり新宿や渋谷、池袋方面に足を運ばなくなっていた。例のの話題。

もしかしたら入れ替わりは現実に起こり得るのではないか…。そして、その最初の例の秘密を蘭馬や夏美、そして平井自身が知っているのではないなということ━━。

の所為で、あまり派手に動けなくなってしまったことが原因であった。

外を出歩いていて、マスコミでも見つかりあることないこと 個人情報も含めて さらされるのはごめんだった。自分は良いことをしているのだ、誰からの感謝されることを。命を削ってまで。これを 警察沙汰にされる筋合いはない━━。それが彼の主張 であった。

平井は、何度も何度も入れ替わった。

病気で苦しんでいる子供を見ては。老後もう寿命も間近だけど最後に夫婦で旅行に行きたいと訴えるご婦人を見つけては。一度でいいから男になってみたいと訴えるLGBTの女の子を見つけては……。

願いを叶えてあげてた。入れ替わりの能力を使って。

彼自身に、入れ替わりの能力はあると知ったのは、やはり 偶然によってであった。スマホを凝視ながら歩道を歩いていたところ、たまたま通りかかった女性とともにそこにあった階段を転げ落ち、その際に入れ替わってしまったのだ。わけもわからぬまま、お互いにその場を逃げてしまったが、その後も入れ替わりは解除されなかった。しばらくその中年女性として生きているうちに、ふと、人助けをしようなんて考えてしまったのだ。

重度の慢性的な病気にかかっている御婦人と入れ替わり、数日だけでも病気の痛みから解放させてあげ、その間平井自身が苦しみを受け止めてあげた。

その間ににご婦人は長めの海外旅行に行ってきた。たいへん感謝された。そしてすぐに入れ替わりを解消し、別の人間に成り代わり、夢を叶えさせてあげた。そんなことの繰り返しをしていたのだ。

未来は神のような存在になりかけていた。

もう蘭馬のこど夏美のこともどうでもいいやと思い始めたことである。

週刊誌の記事に、【入れ替わり現象は実在するのか?】

というような見出しが載っかってしまったのだ。

お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。

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