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第百七十三章〜弁護士
おはようございます。遅くなってしまいました。また取り調べの一場面です。お読みになっていただけましたら幸いです
しかない申し上げます
「弁護士を呼んでください。それまでは話せません」
蘭馬が突然、追いついたように訴えた。弁護人を呼び寄せ、対応を任せられるという制度があるのを思い出したのだ。
「弁護士ねえ……。悪くはないけど。先にお話のケリをつけてからにしないかい?」
大國警視正が笑った。蘭馬は反発した。
「当番弁護士を呼ぶ権利はあるはずです。あと黙秘権も。ですから 弁護士さんが来るまでは何もお話出来ません」
━━まだ話してはならない、そんな気がした。
話せば爆弾を踏むことになるり兼ねないと。しかしらそんなうまい話があるものか!これは罠だ。
彼の気迫に負けたのか、大國はやがて見張りの巡査に告げ、国選弁護人を呼ぶに至った。係員が所定の手続きを始めた。蘭馬には初めての経験ばかりで、非常にに気疲れする展開であった。




