Qu'est-ce qui vous motive? 1
ぺトラは3日前に26になった。誰も祝ってくれなかったが、もう5年間ずっとそうだ。日本には何度来たか分からないほど来た。町並み、人々、彼女はすべて飽きるほど観た。
ぺトラは今日も仕事のために日本に来ている。ホテルの部屋でお気に入りの曲、ファブリ・フィブラのIn Italiaをめいいっぱい響かせ彼女は支度をしていた。黒いヴァレンティノ・ガラヴァーニの下着姿は彼女の白い肌と黄金の髪の毛を一層際立たせている。
ぺトラはベッドの横に置いてたチェロのケースをあけた。中に入っていたのはワルサーWA2000自動狙撃銃だ。全長905mm、・30Win マグナム弾を使用するこのセミオート式ライフルは彼女のお気に入りだ。5年前にこの仕事に就いて以来、ずっと彼女の相棒だ。
ぺトラは弾丸をマガジンに詰め、装填し、予備のマガジンにも弾を装填した。
装填が終わり、ぺトラは銃をチェロケースにしまった。
次にぺトラはスーツケースからファイルを取り出す。その中から一枚の写真を取り出した。写真には日本人の男性が写っていた。ぺトラは写真の男に呟いた。
「within 90 minuites, your 47 years of life will be over. How do feel about that?」(後90分であなたの47年間は終わるのね。あなたはどう思うのかしら?)
ちょうど同じ頃、写真の男は、黒い日産プレジデントの後部座席にいた。今日は農林水産省と厚生労働省のトップとの面談がある。車の行き先は池袋、予定では40分で到着する。
ちょうど同じ頃、霧島乙鬼は池袋サンシャインシティをうろついていた。
前二話だけ読んだら「どこがおもしろいのよ!?」みたいなかんじですが、こっからテンポ上げてきます。アクションっぽくなります。
唐突に現れた女殺し屋ぺトラVs乙鬼、こっからおもしろくなりますよぉ~!!
・・・たぶん。




