表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
215/253

タイトル未定2026/02/14 22:19

二つ目の面白い話を聞きたいか?


最初の話とまったく同じだ。だが、25%だけ違う。


ある少年がいた。彼の夢は科学者になることだった。少年はその目的を達成しようと努力した。なぜなら、その目的を達成すれば、次に別のことができたからだ。その目的を達成すれば、今度は何でもできたからだ。さて、中学生の頃、彼は毎日、毎時間、同級生にいじめられていた。少年は怒りを発散できなかった。少年は自分を守るための対策を立てられなかった。中学を卒業した時、少年はもう大丈夫だと思った。しかし、少年の家族は身勝手だった。少年はやがて怪物を創造し、復讐するための時間を遡る方法を模索するようになった。幾年もの歳月が流れた。怪物はなかなか創造できず、時間を遡ることもできなかった。30歳が近づいた時、少年は気づいた。自分は何だか分からないものに時間を費やしており、それは自分の目的ではなかったと。そこで計画を完全に変えた。今回の目的は、無駄にした時間をすべて取り戻し、自分自身の真の目的を達成することだった。しかし、言った通り、少年の家族は身勝手だ。さて、少年の同級生が身勝手かどうか当ててみろ? もちろん、そいつらも身勝手だ。少年はただ、もうこれ以上時間を無駄にしたくなかっただけだ。少年はただ、無駄にした時間を取り戻したかっただけだ。結局、皆の身勝手さのせいで、少年はやはり時間を無駄にし、何の計画も実行できずに終わった。そして少年は、暗闇の中へ消えた。どこへ、いつ、分からない。もしかすると、もう死んでいるかもしれない。


なぜこれが面白い話だと思う?


その少年は、自分が無意味なことに時間を費やし、それが目的から外れていること、自分の目的ではないことに気づいた。だからこそ、その時点で計画をすべて断念し、新しく始め、自分の目的を新たに達成しようとしたのだ。だが、他の者たちは、死ぬような年になるまで無意味なことに時間を費やすばかりだ。自分勝手なことばかりして、自分が無意味なことに時間を費やしているとは思わないのか? それが自分の目的から外れているとは思わないのか? 自らの人生の時間をすべて投げ捨てておいて、死が近づいてから、あとどれだけ生きられるか、いつ死ぬか分からないと愚痴る。その前までは一体何をしていたのだ? なぜ時間を無駄にするだけなのか? その上、少年にまで人生の時間を無駄にさせたのだ。いじめ、陰口、嫉妬、己の身勝手さを満たすだけの行い、他人への身体的暴力、言葉による暴力、精神的暴力…それで一人の少年に人生の時間を丸ごと無駄にさせたのだ。だからこそ、これが面白い話というものだ。


見ただろう? 最初の話と違うのはたった25%だけで、残りは最初の話と100%まったく同じだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ