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タイトル未定2026/02/14 21:45

西暦5000年


女性探偵ワトソン(英国人女性、碧眼、金髪ショート、色白で、まるでアニメのキャラクターが現実世界に飛び出したような容姿)と、ジョニー(23歳、首と左手首に痣のある青年)は、ドライブに出かけていた。運転は女性探偵ワトソンが担当している。


道路を走っていると、木々が超高層ビルに変わり、ガラスが明るく光を反射した。ワトソンが走らせていた森林地帯の道路は、大都市の真ん中にある橋へと変わっていた。その大都市は超高層ビル、無数の橋、20を超える鉄道路線で溢れかえっていた。下の道路は巨大で、1999もの車線に分かれていた。


「どうする、ジョニー?」

「橋を降りないと」


女性探偵ワトソンは橋を降りて道路に入り、路肩に車を停めた。ジョニーと女性探偵ワトソンは車を降り、歩道を歩いた。すると、LED看板が目に入り、こう書かれていた。『本日より西暦5000年10月10日まで』


「ワトソン、ここは2023年じゃない。5000年だ。2023年に戻らないと」


ジョニーと女性探偵ワトソンは車に戻った。女性探偵ワトソンは元の橋まで車を戻し、橋の上をひたすら走り続けた。


「待ってくれ、ワトソン。俺たちはまだ、どうやって5000年に来てしまったのか分かっていない」

「そうね」

「今、どこにいるんだ?」


ジョニーと女性探偵ワトソンは辺りを見回した。するとジョニーは、『ようこそ ターチャン地区 ナコンルアン郡 プラナコーンシーアユッタヤー県へ』と書かれた看板を見つけた。


「ターチャン?」


ジョニーはコンパスを取り出した。北は左側を指している。

「ワトソン、俺たちは後ろに行かないといけない」

「了解」


ワトソンはUターンして走り続け、ついに橋を降りて道路に入った。女性探偵ワトソンはまっすぐ道路を進んだ。道の両側には、マンション、アパート、超高層ビル、そして大邸宅がぎっしりと詰まって建ち並んでいた。


「ワトソン、左へ」

ワトソンは左へ曲がった。

「右へ」

ワトソンは右へ曲がった。

「左へ」

ワトソンは左へ曲がった。

「右へ曲がって、まっすぐ進んで」

ワトソンは右へ曲がり、そのまま道をまっすぐ進んだ。女性探偵ワトソンがその道を進んでいくと、

「左に曲がって、その道を行って」


女性探偵ワトソンは左に曲がり、その道を進んだ。川に架かる橋にさしかかると、橋には『ようこそ プラナコーンシーアユッタヤー(島の街)へ』と書かれた看板があった。


アユッタヤーの島の街には、超高層ビルや大邸宅がひしめき合い、4本の鉄道路線と1本の地下鉄が走っていた。多数の宇宙船発射基地もある。人々は乗り物で移動するのではなく、ライターほどの大きさの携帯テレポート装置を使っていた。その装置の赤いボタンを押せば、移動することなく希望の場所へ行けるのだ。人々は料理に燃料を使わず、強力集光装置で熱を生み出し、電気も使わなかった。夜でも人工光を使って料理ができる。


コンピューター、テレビ、電話、プリンター、エアコン、扇風機、照明、あらゆる種類の調理機器は、電力を消費しない。すぐに使え、充電も不要で、配線もなかった。至る所で無料のインターネットが利用でき、西暦5000年のインターネット通信速度は2023年の50億倍だった。信号の送信にケーブルも不要だった。だからこそ、ジョニーと女性探偵ワトソンが通ってきた道中、電線もインターネットケーブルも高圧電線も、全く見当たらなかったのだ。


乗り物の大半は航空機であり、燃料は使わず、紫色の稲妻(実際にはプラズマエネルギー)を使って移動していた。


ライターほどの大きさの「万象制御装置」があり、これ一つで、火、水、ガス、石油、ダイヤモンド、金、生物、さらには恐竜、宇宙船、建造物までも、何でも創造することができた。


電子機器は、パルプを使わずに紙を作り出すことができ、内蔵データを瞬時に印刷できた。


全ての植物は、種から成熟した収穫可能な状態まで、たった一滴の水があれば、1分足らずで成長した。


西暦5000年では、全ての人が特別なカードを持っていた。このカードは、機械に通したり役所で更新したりする必要なく自動的に情報が更新され、デジタル通貨の保存、2023年のデパートのポイントカードのようなポイントの蓄積、ホテルのチェックイン・チェックアウト、鉄道の切符代わりにも使えた。


西暦5000年には、川はさらに100以上の分流に分けられ、巨大な地下排水トンネルがあったため、洪水は起こらなかった。干ばつの時には、空気から膨大な量の水を生成する機械があった。


コンピューターと人工知能が、人間の制御なしに全てを管理していた。しかし、コンピューターやAIに問題が生じた場合には、メインシステムに接続されていないバックアップシステムに切り替えることができた。両方のシステムが機能しなくなった場合にのみ、権力者ではなく、特定分野の専門家が制御を行った。


女性探偵ワトソンは道を進み続け、ついに量子物理学研究所に到着した。女性探偵ワトソンとジョニーは中に入った。


中に入ると、ジョニーは全ての出来事を研究所の者に話した。研究所の者たちはタイムマシンの準備を始めた。


準備が整うと、ジョニーと女性探偵ワトソンはタイムマシンの中に入った。研究所の者がタイムマシンを起動させると、ジョニーと女性探偵ワトソンは姿を消した。


ジョニーと女性探偵ワトソンは、とある建物の下屋部分にいた。ジョニーはワトソンに待っているように言い、辺りを確かめに行った。壁に2023年のカレンダーが貼ってあるのを見つけた。ジョニーは左を向き、テレビがあったので電源を入れると、ニュース番組が映し出された。


「昨日、2023年7月31日に発生したのは…」

「ワトソン、2023年に戻ってきたぞ」


終わり

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