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タイトル未定2026/02/14 16:37

ジョニー・ダークネス


「ジョニー・ダークネスは捕まえられない。奴の顔を見た者は全員死んでいるんだ。」

「ジョニー・ダークネスの調査にあたった捜査官は、全員死亡している。」

「かつて、とある警察署の全署員でジョニー・ダークネスを逮捕しようとしたが、結果、署員全員が死亡した。」

「彼を追跡したSWAT部隊も、全隊員が例に漏れず死亡している。」

「ジョニー・ダークネスか?奴は、口を開けば我々が何を言おうとしているか分かる。もし奴に何か話せば、こちらの人生経験全てを読み取られてしまう。」

「奴は全ての人間の心を読む。我々がどんな計画を立てようと、全て潰してしまう。暴走族二組に麻薬密売組織三つ、全て奴に壊滅させられた。」

「これは、これまでに死亡した全ての工作員からのジョニー・ダークネスに関する報告書だ。諦めろ。奴には勝てない。」

「集められた報告書によると、ジョニー・ダークネスはこの辺りに潜伏している可能性が高い。」

「ついに見つけたぞ、ジョニー・ダークネス。おとなしく投降しろ。」

「何の罪で投降するんだ?」

「殺人だ。」

「私が誰を殺したって?」

「警察の捜査官、お前を追跡していた警官、SWAT、暴走族、麻薬密売組織だ。」

瞬時に、ジョニー・ダークネスは言い返した。

「奴らは皆、自殺したんだ。

教えてやろう。私の調査に来た捜査官は、全員賄賂を受け取っていた。違う、私からじゃない。村長、地区の役人、郡長からだ。皆、大人になりきれない連中だ。捜査官たちは、賄賂の提供者と金の話がまとまらず、殺されたんだ。

私を追跡していた警官どもも同じだ。自殺したんだ。浮気している夫婦もいれば、愛人がいる者もいた。妻や恋人に毒を盛られて殺された者もいれば、詐欺を働いて家宅まで追い詰められた者もいる。学校の校長に因縁をつけたり、関係ない若者にちょっかいを出して袋叩きにあった連中も数に入れていない。

SWATだと?さっきの警官どもと何も変わらない。

暴走族?奴らはバイクで事故って死んだ。ただパーティーを開いてやっただけだ。奴らは一人で12本も酒を飲んだ。酒に強くても、事故に遭わないとは限らないし、運転できるとは限らないと言っただろう。結果はどうだ?全員事故死だ。

麻薬組織だと?ただ真実を教えてやっただけだ。『別の組織には金庫に本物のダイヤモンドと価値一億円の金塊がある』とな。奴らは殺し合って奪い合った。だから全員死んだんだ。

私を何の罪で捕まえる?殺人?私が誰を殺した?詐欺?公務員欺瞞?私が警察に嘘をついたか?私は真実を話しているだけだ。公務執行妨害?これらの事件を誰が告訴したか知っているか?私だぞ。捕まえてみろ。証拠は?どこにある?証人は?言っただろう、全員自殺したんだ。奴らは言っていたな、『ジョニー・ダークネスの顔を見た者は全員死ぬ』って。私の顔を見た者が全員死んでいるから、私が殺したと思うのか?誰を殺したか、言ってみろ?

お前は私に負けたんじゃない。お前自身に負けたんだ。」

終わり

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