閑話 闇ー???視点
1ヶ月たってしまいました。
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学園のある一角の建物に、一人の人物が足を踏み入れていた。
建物の構造は┄まるで祈りの祭壇で、その人物は中央の神父が説法し演説する教壇に立つ
「┄もうすぐ聖女が誕生する時期か┄さて、どうするかね┄」
手を教壇にあて呟き、苦慮するような口振りだったが┄その人物の口元は邪悪な笑みを浮かべている
まるでこれから起こることを楽しみにしているかのように
「┄おい、×××さんよ、いつ暴れさせてくれるんだ?」
「そうだぜ┄せっかく子供を拐い、ぶっ殺してやってんだ┄必ず┄を渡せよ!」
壁側に二人は口元に布を隠し、赤い髪の男と青髪に白い毛を混じる男が立つのを、その人物は、振り向くことなく
「わかっている┄だが┄まだだ┄。準備は必要だ┄┄が目覚めさせるにもな」
と告げれば二人は笑い
「わかった、一応はボスに知らせとくが早くしろよ」
そう言い残し建物より消えた
その人物は顔に手をあて、影の俺へ見つめるなり
「┄時期がきたら動け┄ファルティス。我等の悲願を叶えるためにな」
「御意。マイ・マスターの心のままに┄」
俺はスッと、その人物より離れ、建物の外へと転移する。
外は太陽の明かりでキラキラと輝いているが、自身の心は何も動かなかった。
俺は影だ、命令されれば動くだけ┄ただ┄それだけだ
◇◆◇◆
俺は時期に備え学園の外を駆け走っていると、一つの教室があり木の上に登り中を覗く
普段であれば空きの教室に明かりが入るなど気になることはなかった。
妙な異変でもあれば計画に支障が出るからだ。だからこそ観察していると3人の子供と女教師だけで授業をしている光景があった
「┄といいのが魔法の語源であり呪文よ、ここまでで質問は?」
「はいはい、質問です! その呪文では空って飛べますか?」
「はあ~、そんなの無理だろう、まあ僕だったら┄やれるだろうけど」
「クストにか、確かにやれそうやな。でもユリアナ┄なんでそないなことを聞くんや?」
「えっとね、鳥とか自由に飛んでる翼があれば、小さい身体で人の力を借りずに飛んでみたいの、楽しそうじゃない」
ユリアナという少女は立ち上がって、両手を握りしめ、目をキラキラとし、楽しげに笑い
左右にいる男達は一瞬呆れつつも「「それはそれで楽しいかな」」とか呟き、女教師はフフッと笑っていた。
その様子をみた俺は、なるほどと思う
「へえ~もしかして学園長が話していた体験入学の子供か┄面白い魔力をもっているな┄とくにユリアナって子は」
目で魔力量をみた俺は、フッと笑みを浮かべ
「マスターに報告しよう、きっと喜んで下さるだろう」
と呟き、去ろうとしたときだった、突如ユリアナという少女が俺を視た気がして、そんなバカなと思う
姿を悟らせないように魔法で遮断しているんだぞ!
だがジ~ッと見て口が動き「誰?」と言っている気がして、俺は慌てて駆けて走り去る
なんなんだ┄あの少女は┄
と妙な焦りを感じているが、これが少女と絡む前の出来事だとは、このときの俺は思っていなかった。




