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悪役令嬢は自由な冒険者に憧れる  作者: ユミエリ
第1章 夢と希望を見せる空を見たー幼少期篇ー
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40/50

第5話 初めての同学年の子は、ちょっと変わった魔術師②ー仕組み

新キャラ登場です、ミルフィーネは将来、ユリアナの義理の姉となる人物です


ブックマークありがとう

そのあとは体験入学の間に使う教科書やノート、鞄などを渡された


鞄は前世にあったランドセルに似ているけれど、ちょっと違う長方形の横長な感じであり、肩から下げるタイプで色は茶色である


THEシルプル! って感じだね


私は渡された鞄に教科書とノート、筆記用具を入れて、鞄をさげてみると意外に軽い事に気づいた


「┄凄く軽いですね、結構な量入れたのに」


少し立ち上がってチョコチョコと歩いて確認して見れば、何故だろうか左右より生暖かい視線を向けられて


バッと顔を向けると、アリエルお兄さんや学園長が、まるで我が子を見る親のような瞳を向けていた。


まあ、わからないでもないよ。


私も前世┄妹が新一年生になったとき同じ気持ちになったけどさ


いちいち、微笑ましく見ないでほしい、恥ずかしいな~もう~!


ちょっちムッとしたとき、学園長はクスクスと笑い、謝りながら説明する


「その鞄は多少の空間魔法があってな、名を『ムーブバッグ』と言い、授業での採取の薬草や魔物の素材を収容出来る代物だ」

「人それぞれの魔力にもよるが、大量の物を仕舞う事が出来るものだからね」


なんだ┄それ、めっちゃ便利やん!


まるでアリエルお兄さんの異空間魔法と同じだし


あっ、そういえば、ゲームしているときに色々と買い物をしてて、何か仕舞う事があったけど、コレだったわけか!


「じゃあ、これも体験入学中だけ┄なんですよね」


ちょっと、いや┄めっちゃ欲しいと思いつつ、残念な気分で言えば、学園長は首を振る


「いや、これは君の父君が娘にと用意したものだから、体験後も没収することはないから安心しなさい」

「そうなのですか」


グッジョブですお父様!


帰ったらハグぐらいしてやります、サービスですぜ!


私は心の中で、ここにいないお父様に賛辞を送る気持ちに、なったときだった


コンコンと部屋のノックの音が鳴るのが聞こえてくると、学園長は私に


「ユリアナ嬢、君の一週間ある体験入学期間の担当者さんが来たようだよ」


と告げ、扉の方へと声をかけた。


「入ってきなさい」


ノックだけでよくわかるわね


そう思うけれど、時間を指定して来るように伝言をしていれば、違うかもと判断して私も扉へと注目すれば


扉が開かれ入ってくる女性の姿があった


あれ? この人って、確かお兄様と将来ご結婚するミルフィーネ・ドライスンだ‼


ゲームでは高等部に出ていて、ミル姉様とユリアナとは犬猿の仲であり、無茶苦茶、嫌ってたのよね


お兄様は外国に留学中で18才なのに、どこか大人びているイケメンだから、ユリアナがブラコンになったりするわけだ


性格なんて凄く良い人だし、他にも言いたい事は言うタイプだしね


まあ、いまでも┄たま~に帰ってきたときは、色々と冒険の話を聞かせてくれた


冒険は私の目標なので、お兄様とは良い兄妹関係を築いている


姉様とお兄様は┄まあ、いつか帰ってきたときに説明します(結構面倒な感じだから)


私はミルフィーネ姉様より、ミル姉様と愛称で心の中にて呼んでいる


そんな観察的な思考のもとミル姉様をマジマジと見つめていると


ミル姉様は私の視線に気づいたようで、軽く会釈してくれ、学園長の所へと近づくなり胸に手をあて姿勢を正し、一礼する


「┄学園長、今回の特別な体験入学担当教師などの任を、まだ新参者に任せて頂き感謝のしごく、私めは嬉しく┄」

「ストップ! 堅苦しい挨拶は良い、それより呼び出した了見は、今回┄新しく参加する生徒を任せたくてな」

「え? 私めはてっきり┄任務の事で呼び出されたのかと、それに担任教師の礼も兼ねてたのですが」

「ミルフィーネ、それは君の勘違いだ。では一応┄紹介しよう、前にも話しておいた、幼いながら全体魔法を使う少女ユリアナ・サンファリス嬢だ」


学園長は片手を私の方向に示して告げると、ミル姉様は┄物凄く驚き、素早く私の方へと近づき


「え? あ、あなたが全体魔法を使ったの┄‼ 本当に‼」


目をギラギラと光らせ、興奮気味に詰め寄ってくるため


私は咄嗟的に横にいるアリエルお兄さんに近づきビクビクする


ごめん┄私は忘れていたよ!


ミル姉様って魔法バカで魔法研究を選考していて、ちょ~っと危ない性癖があるんだよね


近寄られ、詰め寄られて思い出したよ。ちょっと怖いじぇ


ぎゅっとアリエルお兄さんの服のはしっこを詰まんでいると、ふわりと頭をなでられたあとに、ミル姉様に冷淡な声を頭上に声をかけていた




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