第3話 動き始めた運命とお父様の胃薬⑥
執事ハルク登場です
食事を食べて、お皿の上にある料理が少なくなってきた間の事を話しておきます。
レオルドとジルク殿下はアリエルお兄さんに色々と対抗意識を燃やし、以下のことで戦いました
①私とのあ~ん競争(これは私のお腹が膨れたら、すぐに終了させてやった)注意:半分恥ずかしかったからです
②カードゲームビンゴというゲームで戦う(勝者:アリエルお兄さん)
③大食い大会(勝者:アリエルお兄さんです。痩せてるお腹の何処に入ってるの! ブラックホールなの! とツッコミました)
2勝もしたアリエルお兄さんは、なおも食事をしていて、近くには二人の死骸が転がされていた
「┄すごい戦いでしたね? サラさん」
「はい、まったくです」
と実況アナウンスのような配置でサラとそんな会話をしながらも、よく食べるよね? と少し微笑ましく思っていたとき
「┄彼の事を聞かされて怪しければ、追い出すつもりでしたが┄┄変な人ですね?」
「┄うん、でもさあ、犬に餌をやってる気分になるんだよね。それに┄食べてる姿を見ると楽しいもの」
「┄┄犬?┄犬に┄見えるんですか⁉」
「うん、可愛い大型犬って感じ、私┄犬は好きよ」
両手を顎に乗せて笑うと、サラが「え?」と間抜けな顔をしつつ交互に私とアリエルお兄さんを見て、再び「え⁉」と言いながら首を傾げていた
そのあとは、微笑ましくも楽しい食事会は終了を向かえた頃には、敗者のレオルドとジルク殿下は自己紹介をアリエルお兄さんにしたあと、アリエルお兄さんも自己紹介を済ませた
するとレオルドとジルク殿下はアリエルお兄さんが冒険者だと知って、どうやって知り合ったのかと質問していた
アリエルお兄さんは簡単な説明をし、数秒後にレオルドとジルク殿下は互いに顔を合わせて、妙に納得された
何かね┄二人して、ああ~だからなついてんのか、なるほど、なるほど
ってきな態度は! 別にそれだけじゃないんだぞ!
こう空腹で飢えた犬をほっとけない的な?
それに┄魔物からも助けてくれたし、戦う姿なんて、月のような髪が、流れるようで綺麗だったもの
うん、役得だね
そんな思考を働かせているときだった。
急に私の名前を呼ぶ姿があり、振り返れば、廊下の所に息を切らした
我が家の執事であるハルクが膝に手をあてた姿があった
「┄珍しいわね、ハルクさんが┄そこまで慌てるだなんて、なにがあったの?」
私が声をかけて近づけば、ハルクさんは息を整えたあとに
「┄┄┄┄旦那様が┄宰相様達がお帰りになったあと┄胃痛を起こし倒れてしまいました」
「┄え? い、胃痛って┄どれだけ┄胃を痛めることがあったの? その話し合い」
普通ならば、余程のストレスを感じてなければ大丈夫だけど、過度なストレスを抱えれば、人にとっては胃潰瘍を発症することもあるって
前世で読んだことがあると思い聞けば┄話題的には私に話せない内容だと言われ
私はウム? と考えていると、レオルドとジルク殿下が近づいてきた
「┄どうした? 可愛い悩みポーズなんかして?」
「なにか┄あったのかい?」
二人が声をかければ、ハルクさんが訝しげた瞳で「何で貴方達がいるんです?」と表情をしているが、二人は気にせずに話を聞く体勢になっているため、私はハルクさんから聞いたことを説明した
すると二人は┄的確な薬草の場所と製法方法を教えてもらえ、やはりかと確信した
完全に胃潰瘍だと判断でき、ハルクさんに自分の仮説を説明すれば、納得したようだ
うん、これで大丈夫、
と思ったときだった
「┄お嬢様の仮説は当たってるかもしれませんが、薬草となる『リオルジャ』の草は王都にはなく」
「王都近くのグリアーナ平原に生やしており、結構┄見つけずらいのです。もしも冒険者ギルドに依頼しても3日はかかり、治療師や薬師に頼んでも、数が少ないため、結果的に冒険者ギルドに頼むことになるかと?」
「┄え? そ┄そうなの? でもグズグズしてたら、胃潰瘍が悪化してしまえば┄酷い症状になってしまうよね?」
「┄お嬢様の知恵や閃きがあればと思いましたが、しょうがありません┄ここは┄」
諦めましょう┄とハルクさんが最後まで言い終わろうとしたときだった
「┄少しいいかな、話を聞いてておもったんだが、あいつに協力してもらえば┄よくないか?」
「そうだよな。本当は僕らが行ければ良かったんだけど、謹慎中だから無理だし、頼むならいいと思うよ」
口を挟むようにレオルドとジルク殿下が提案してくる
ハルクさんは疑問符を浮かべて二人を見る、するとレオルドが食事をしている人物を指で示すとハルクさんは妙な表情で私をみた
「┄彼は誰でございますか?」
「え~っと、私がひろった冒険者のお兄さんです!」
ビシッと直立不動のごとく、学校の発表のように真っ直ぐに手をあげて言い切りました




