第3話 動き始めた運命とお父様の胃薬②
再びのレオルドとジルク殿下の登場です。中々に楽しくなっておりますので、宜しくお願いします!
昼時ぐらいに家庭教師の先生が帰った頃、私は筆記用具などを机の引き出しに収納していると
窓際に人の気配がして、カーテンを開けたら┄レオルドとジルク殿下の二人がいて
私は再び、カーテンを閉めたら┄二人して抗議の言葉をかけられた
「あれ? いま開けてくれたよね┄なんで閉めるのかなユリアナ?」
「ユリアナ┄お~~い! 開けてくれって┄!!!」
いやいや、あんたら┄確か謹慎中だよね
なんで普通に出歩いて、人の部屋に来てるわけ!?
あんまりにギャースカとブツブツと窓の外で言われては、誰かがくる可能性を考えて
カーテンを開け、窓の解錠をするとレオルドとジルク殿下はホッとしているようであった。
「それで┄何の用なんですか、二人とも?」
ホッとしている理由は後で聞くとして、今日の用件次第じゃ┄何か理由があると思いたくて聞けば
「「┄お前に会いたくて┄遊びに来ただけ」」
「ほぇ?」
いやいや┄貴族が私に会いに来る理由が見あたらない
それに姉様は入院中だし┄
お二人も謹慎中だよね?
外出できないんでしょう?
意味わかんないんだけど?
と心の中の疑問はつきないが┄素直にここは礼を言っとく場合と思い
「┄わざわざ会いに来てくれて┄嬉しいです」
ペコリとお辞儀をして頭を上げれば
┄何故か二人して固い握手をし、頷き合って納得していた後に
私を見て┄わざとらしく咳払いをレオルドがして、ジルク殿下は頬を掻き
「会えて嬉しいなら┄いまから3人で町中で食事しないか?」
「僕とレオルドも┄寮を抜け出したのが昼時だから┄どうだろうか?」
妙に照れ隠しのように二人して言われたら、普通の女性ならば、誤解が生じるだろう言葉にドキッとするが
私のことは妹として見ているんだと自分に言い聞かせる
どうせ姉様が入院中だから┄妹の私が寂しいとでも思っての行動で、ポイント稼ぎだろう┄きっと
よし、そう思うと冷静になれた
「え~っと、ごめん┄お昼は約束してる人がいるから┄」
だから思ったまま素直に断った
すると何故か、レオルドとジルク殿下がつかつかと無言で近づき、互いに私の肩を掴み
「┄誰┄その相手┄男?」
「┄教えて┄くれる」
「「┄俺(僕)に┄?」」
と口調は穏やか顔のままなのに、目が笑っていない
おい┄どうした二人して┄?
「いや┄何を二人して怒ってるの┄?」
「「┄怒ってないよ┄ただ正直に教えて欲しいなと聞いてるだけ┄」」
いやいや┄怒ってるって┄
理解不能の二人に、私が呆れながらビビっていれば、丁度良いタイミングでサラが部屋に入ってくると
私達の状態に「お邪魔でしたか?」と言われ┄私は首を振る
存外、助かった気分で、安堵しかかったが、私が余計な事を口ばしらなければ、平和なままであられたと、思ったのは┄記憶に新しいだろう
「┄と、ところで、アリエルお兄さん┄もう来てた?」
「いや┄まだのようでした。今日┄来てくれるといいですね?」
「うん┄」
冒険者のお兄さんとは2回目だけど┄結構ためになる話や、一緒にいて楽しいと思い
自然と口元がニヤけていたとき
私は気づいていなかった、二人がとても怒っていたことに
いやいや、レオルド達のユリアナ独占欲は凄いんですよ!さてさて、ユリアナは次にどんな自爆をするのか? では次回をお楽しみに




