↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は自由な冒険者に憧れる  作者: ユミエリ
第1章 夢と希望を見せる空を見たー幼少期篇ー
PR
13/50

第3話 動き始めた運命とお父様の胃薬①

とうとう3話ですねぇ~、なにやらブックマークが増えていてニヤニヤものです、読んでくれてありがとう、貴重なブックマークありがとうございます。

1ヶ月の謹慎など最初はふざけるなと心の中で罵倒し、枕に八つ当たりもしたが、今になっては、お父様を許してもいいとさえ思えている


それは何故か? だっていま┄私はとてもルンルンだからだ


中庭の道などスキップさえ出来るほどに心は浮き足立っていた


今日はなんと、お父様が『ピエルナの冒険3巻』を買ってくれたから、部屋に来るようにいわれたんだよ


これが浮かれずにいられまい、口元がニヤニヤものだよ、フフフーー


◆◇◆◇


お父様の前にたどり着いた私は扉を3回ノックをすると返事がない


「┄あれ? お父様ってば、まだ部屋に戻ってないのかしら?」


首を傾げて呟いたとき、部屋の中からバタン、ガラガラと凄い音が響いて、私はビクッと身体が跳ねて驚いてしまう


「┄な、なに?」


私は普通ならば入室許可が下りないと開けることはないけれど、何があった場合の事を考えて、部屋の扉を開けて中に入ると


お父様がいたそうに頭を抑えて本棚に寄りかかっていた。


「┄お父様┄大丈夫ですか?」

「あ┄ああ大丈夫だ。というか┄早かったなユリアナ┄」


お父様は散らばった本を拾い集めてから本棚に収納し、私の方を向いてから言われ頷くと


おいでとばかりに手を振られ、近づけば┄手元に1冊の絵本を渡してくれた


私は「おぉ┄!」と喜びの声をあげて絵本を受け取りお礼の言葉を言おうとしたときだった


お父様が真剣な表情で私を見るなり


「┄絵本を渡すのも用事だったのだが、もう1つユリアナに話があるのだが┄良いか?」

「┄用事┄ですか? 別に構いませんけど┄」


妙に遠慮気味な物言いに、お父様らしくないなと思いながら応えた


お父様に近くのソファーに座って話そうと言うことになり、互いに対面式になったものの


何故か沈黙というなの静寂が降臨している


おい! 話があるなら話せ! 私だって暇ではないんだからね


少々心の中で悪態をつきつつも、お父様の話しを待っていれば┄私の目の前に一通の紙というなの手紙が封された状態で置かれた。


「┄これは┄何ですか?」

「サリアナが通っている学園の騎士科への1週間体験入学の書類だ」

「ほぇ?」


突飛な話に意味がわからず、間の抜けた声がでたのは┄しょうがないと思うのですよ。


いまの話を聞いて何故に、そのような体験学習みたいなものをお父様が持っているのか?

理解できるわけもなかった。


するとお父様は1度だけ┄ため息を吐いたあと┄胃を抑えるような動作のまま、私を見て説明を始めた。


「急にこんな話しを持ってこられても理解出来ないかも┄知れないが、実はなユリアナの事で昨日┄呼び出しをくらってな┄国王に」


え⁉ マジッすか?


「そう本気《マジ》だ」


あれ? 思ったことが口に出てた┄ようね 


「なじぇ┄国王が? あっ! もしかして王太子が怪我をして┄お父様が責任を┄‼」

「いや、それは違うと昨日┄否定されている。その事ではなくてな、お前はサリアナと一緒に┄あの秘密基地に行っていただろう┄」

「そこで全体魔法でお前がベルフォルクを倒したと国王が知ってな┄」

「ならば未熟ながらも┄せっかくのレア魔法を使える者を育てんのは┄もったいないとなったわけだ」


おい! いま┄何と言ったのですか、父よ⁉

全体魔法を私が使ったと! それもベルフォルクを私がだと!


なに、その面白いシチュエーションは!

あのときは姉様が危険でブチ切れたとは思ってたけど


┄凄いね┄ブチ切れた私よ、記憶はないけどさあ


ヤバイ┄興奮しますね┄。


記憶がある状態で使えるようになれば、冒険や冒険者の補助的役割にも出来るし

騎士科で姉様に武術や剣術を学べば┄私も強くなれるという、一石ニ鳥、いや三鳥はなるよね


いかん口元がニヤけてくるではないか┄クヘヘヘ


「ユリアナ、やはり喜んでおるな┄」 


ポツリとお父様が呟く声にハッとなり、令嬢らしからぬ笑いを浮かべていたことに気づくと


口元に手をあて、わざとらしく咳払いをしておいた


「┄その話し、受けたいと思うのですが?┄いつ┄ですか?」

「2週間後ぐらいだろう┄な。では手紙に必要事項を記入し、メイドにでも渡しておけ、私が後で確認しておく」

「はい」


私は元気よく返事を返せば、何故かお父様は苦笑しつつ胃をひたすらに┄さすり┄


「┄話しは、それだけだ。いや┄まだもう1つ聞きたいのだが┄昨日┄2回食事を取ったようだが、そんなに腹が減ってたのか?」


ギクッと肩が跳ねてしまうと┄お父様がじと目を向けられ┄動揺した声がでた


するとお父様は呆れたような顔をしてから、諦めたように机へと移動し椅子に座り


「何か、拾ったのなら最後まで面倒を見てやれ、中途半端な同情は┄いかんからな」

「はい、わかってます」


意外と寛容なお父様の言葉に頷き返事を返す


犬と猫とは違うけれど、一度┄面倒を見ると決めたからには無責任なことをするなどしないわ


でも人間の最後まで面倒をみるって┄どこまでかしら┄。うん、やめよう┄何か変なことを考えそうになった


今日┄来てくれるだろうから┄食事を用意して待ってようっと


そのあと私は違う意味で、ルンルンになりながら、お父様の部屋を後にした。

王様とユリアナの父親の話していた内容があります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。