↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
番外編!その後の負け悪役貴族に転生した俺は──SS込  作者: えん/えんとつ畑@雑記


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/26

第2話【人物】クロウベル・スタン

 さて、次の秘密のページだ。

 なるべく感情を出さないように書くのが設定集である。

 例えばだ、メルナの項目があるとしよう。


 メルナの胸は揉んでもたれないけど張りはアリシアに負ける。

 これは設定。

 その後に。あの胸に埋もれたい。これは感想……気を付けなければ。



「てかだ。自分の設定集を自分で書けるわけないだろ!!」



 ツッコミ役が不在なので自分でボケて自分で突っ込む。


 設定集ってのは自分の知らない所も含めての設定集。

 例えばクウガが自己紹介で『ハーレムの呪いにかかってましたけど、案外幸せでした』とか言う? 言わないよね!? 

 きっと謎の家畜モンスターが出て来て『君は神にでもなったつもりかい?』って言うよこれ。



「メルナに相談しよ」



 珈琲カップを手にリビングへの扉を開ける。

 そのリビングには《《メルナが2人いた》》。



「ロウよ」

「クロウ久しぶり」



 目の錯覚と信じたい。

 まず近くに行って匂いを嗅ぐ。

 左右のメルナも同じ匂いだ、いや左の嬉しそうな顔の方は少し草花の匂いがするな。


 次に胸を揉む、これは右の方が若干大きいような、やはり俺が良く揉んでいるせいか? 



 でも、どっちもメルナである。

 そこにアリシアが寝室からダッシュで出て来た。何事!?




「クロウ君、寝室の用意できたよ!」

「流石アリシア。俺の考えを先回りに、よっしゃ。最後は2人をべっ」



 ここで俺の意識は完全になくなった。

 目が醒めるとメルナが1人に。



「あれ……並行世界のメルギナスはもう帰ったの?」

「なんじゃ……知っておったのじゃ?」

「誰かに魔法で吹きとばされ再生した後に考えられる可能性を消去した結果そうなりました」

「ほれ。手紙じゃ」



 メルナは俺に未開封の手紙を渡して来た。



「中身は見ました?」

「見るわけないじゃろ!! ロウよ、多次元の移動と言うのは危険が多く、その危険を犯してまでロウに手紙をって事はワラワが見るわけにはいかないのじゃ。まぁ……何しに来たのかはわかるけどなのじゃ。こっちの情報と照らし合わせていたしの。中々に面白い情報じゃったのじゃ。向こうの世界で何を思ったのじゃが英雄クウガの本を作るらしくての、そこでこっちの情報を欲しがっていたのじゃ」



 あの……開けるの怖いんですけど。


 手紙を開くと俺の設定が書かれていた。



──

────



◆クロウベル=スタン(主人公)

 本来はマナワールドにおける序盤のボス。


 ゲーム中では殺されるだけの極悪令息、と言うか書いていて思ったけど令息ではなく極悪領主では?


 序盤の街フユーンで若くして極悪貴族になった男、街に来たアリシアを襲って無理やり体の関係を持とうとしてクウガの逆鱗に触れ殺される。のが本来の歴史。


  階段から落とされた時に地球時代で死んだときの記憶を思い出す。

 地球時代の高校の時に幼馴染を失ってる。それゆえにヒロインのアリシアはクウガと幸せになるべき。と思っていた。

 その思いがあるので、高校時代の顔を持つ【ナイ】を気嫌いしている。


 ゲームの世界に来たのだからもう少し好き勝手生きてもいいだろう。と思い追加DLCで出た【魔女メルギナス】の設定と胸と尻と顔に惹かれて、さらに相手が彼氏いない。というのも知っていたので攻略を開始する。

 最初は好奇心から攻略したが本気で好きになっていくのが物語。


 年齢にあわなくド変態。

 汗や匂いに敏感で好きな人の体臭ならずっと嗅いでいたい。と思うタイプ。


 水系魔法が得意で5年間の間に独学で魔法を習得

 母親の血筋で魔力が多い、母はヒノクニ出身であり四神青龍家のトップクラスだった、水魔法が得意でその才能がクロウベルに受け継がれているか本人は知らない。


 本来であればイジメていた家族が亡くなりそこから押し付けられた物が爆発し我儘になる予定だったが前世の記憶のせいで性格は変わる。と言うか全てを知ってるクロウベルはそんな事は気にしない。


 自らを強くするために、メイドであり父親の愛人。元父親の冒険者メンバーである剣星アンジュに頼み込み剣の数ヶ月続け教えを受ける。

 

 絶対に人の親にはならないだろうな。って思っていたがなってしまう。

 鈍感でふりなのか素なのか、メルギナスに固執する。

 ハーレムにもなれたのに。


 人の名前を覚えるのが苦手。



──

────


 うん。この手紙も危険だ。

 俺より俺を知ってる……幼馴染の話なんて誰も、それこそメルナにも話した事ないぞ。向こうのメルギナスはどうやって調べたんだよ。



「使える部分だけメモしてノラに渡します」

「まっそれがいいじゃろな」

「で、俺は良いとして次はメルナなんですけど」

「ほれ」



 メルナは俺に紙を渡してくる。


──

────


◆メルギナス

 美人の魔女


──

────


「…………いやあの? 美人なのはいいですけど」

「他に書く事も無いじゃろ」

「いや例えば汚──」

「無いじゃろ」

「他にも──」

「無いじゃろ!」



 すげえ、強引に負わせる気だ。

 他の人と相談して作って、こっそりノラに渡すか。


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。