Ep100 世界樹の受難
本編も100話更新!
俺はさっき見つけた苗木に識別をかける。
よくわからんが、生産職のカンがこいつは凄い気がすると言っている気がする。
世界樹の苗木
ランク8
最高まで育てば天を越えるとまで言われる大樹の苗木。
もちろん育て方による、馬鹿には育てられない。
想像を超える凄い木だった。
世界樹か……極上の素材が取れる事だろう。
よし、育てよう。
しかし、木ってどうやって育てるんだ?
水だけだと、1000年位かかりそうだが……そうか! 栄養剤か、きっとそうだ。
少し萎れてる苗木を、地面に植える。
水筒の水と、木くずとかを周囲にまいておく。
とりあえずは、これで生きていけるはずだ。
さて、栄養剤を作ろう。
そういえば、またステータス確認してなかったな。
名前:ヒロ
種族:人間
1J:墓荒らしLv27
2J:生産鬼匠Lv3
3J:鬼薬師Lv3
スキル:採取Lv20※、生産初級Lv40※、一流斧術Lv20、石師Lv26、鑑定Lv30、解体Lv31、上級調合Lv8、上級製薬Lv14、識別Lv29、木師Lv37、切断改Lv30、研磨改Lv40※、接着改Lv18、分離LvMAX、精密作業Lv32、肉体超強化Lv33、計測量Lv17、穿孔改Lv8、光球LvMAX、砲術Lv20※、拠点把握LvMAX、ソナーLv6、超集中LvMAX、アラームLv25、裁縫Lv20※、鍛冶匠Lv17
上級スキル:生産空間Lv1(NEW)
EXスキル:メディーナ式薬学
木の精霊の加護
???
イグニファスの加護
スキルポイント:32
いい加減こまめにチェックする癖付けないとな、いつの間にか2J進化してるし。
生産鬼匠<鬼だね>
ああ、そう。
生産初級Lv40※→生産上級Lv1(必要スキルポイント30)
<嬉しいでしょ、でももっと上あ・る・の・よ>
この説明欄マジで俺の事ピンポイントでおちょくってないか?
研磨改Lv40※→加工Lv1(必要スキルポイント50)
※必要スキルが習熟されていません
<あらゆる加工スキルを統合した上級スキル、これ位取れないと職人とはとてもとても笑>
砲術Lv20※→上級砲術Lv1(必要スキルポイント8)
<砲術のその先へ、うて、うてー、ばーんばーん>
絶対遊んでるだろ!
必要なことは大体わかるから、余計にタチが悪い。
考えるまでもなく、生産上級だが、加工のスキルも考えるとレベル上げが重要だな。墓荒らしは採取系のJだから、解体とか、採掘とかも積極的にやるか。このところ素材の入手はあいつら任せだったからな。
更に下に目を向けると、ほう、新しいスキルが生えてる。
上級スキルだと?
上級スキル<取得条件に制限があるスキル。その代わり効果が高い>
生産空間Lv1
<自分の周囲に生産空間を発生させる。空間内ではあらゆる生産活動にボーナスが付与される。これは仲間にも同様の効果を付与す、わー、ばーかばーか、早く読みすぎなんだよ!>
なんとなくだが、俺の鑑定、識別結果がおかしい理由が分かった。
しかし、犯人捜しする時間がもったいない。
生産しよう。
名前:ヒロ
種族:人間
1J:墓荒らしLv27
2J:生産鬼匠Lv3
3J:鬼薬師Lv3
スキル:採取Lv20※、生産初級Lv40※→生産上級Lv1(NEW)、一流斧術Lv20、石師Lv26、鑑定Lv30、解体Lv31、上級調合Lv8、上級製薬Lv14、識別Lv29、木師Lv37、切断改Lv30、研磨改Lv40※、接着改Lv18、分離LvMAX、精密作業Lv32、肉体超強化Lv33、計測量Lv17、穿孔改Lv8、光球LvMAX、砲術Lv20※、拠点把握LvMAX、ソナーLv6、超集中LvMAX、アラームLv25、裁縫Lv20※、鍛冶匠Lv17
上級スキル:生産空間Lv1(NEW)
EXスキル:メディーナ式薬学
木の精霊の加護
???
イグニファスの加護
スキルポイント:2
まずは、そこら辺の魔物の血液と、採取した草つかって栄養剤を作ろう。
原理は分からんが、レシピが頭に浮かぶからな。
こういうのは一から作るのは大変だから、助かる。
一回完成したのがわかれば、アレンジもしやすいからな!
レア度5の魔法鉄を叩いて作った調合機材で、薬を作る。
混ぜたり刻んだり煮込んだりして、赤黒いドロドロした物質ができた。
栄養剤5級(薬品・料理)
品質4 レア度5
うーん、まぁまぁね、少し火の入れ具合と、お鍋の攪拌が甘いかなぁ。材料の下処理はいいけど、ちゃんと一回一回機材を洗わないと、煮詰める前に反応して品質を下げてるわね。ああ、それと血液はちゃんと鮮度いいやつ使う事。草の泥洗いも及第点だから精進しなさい、えっとそれと
めっちゃダメだしされた。
どっかで見てんのかよ!
しかし、言われたことはもっともだな。
せっかくのアドバイスだ、もう一回作ろう。
世界樹、もう少し待ってろよ、最高のやつを用意してやるからな!
それから、作り直すこと36回。
栄養剤4級(薬品・料理)
品質10 レア度6
現状この素材なら合格ね。久しぶりに楽しかったわ。まったねー!
これもはや説明とかじゃないだろ。
掲示板かよっ!
まぁおかげで、久しぶりに品質10ができたな。
これならガッツリ成長するだろう。
隣の世界樹を見ると、さっきよりシナシナになっていた。
「む、枯れそうだな、ランク8だしこのまま切って素材にするか?」
シャキーン
急に木が元気になった。
まるで、まだまだいけるぜ、とアピールするように少しキラキラしてる気もする。
「元気なら、育てるか」
作った鍋いっぱいの品質10の栄養剤4級を上からかけてやる。
もちろん原液そのままである。
ヒロの鑑定では表示されなかったが、栄養剤は8級で十分効果があり、5級以上はふつう薄めないと、常人なら血管はちきれて死ぬ位効果がある。
2級クラスなら、コップ一杯の原液で銀輝竜も死ぬ。
かけられた瞬間、世界樹がバタバタ暴れだした。
「うんうん、げんきになったな」
もちろん、そんなわけない。
しかし、ヒロはそんなこと知る由もないので、再び作業に戻っていった。
その後、世界樹の苗木はへにゃんと地面に突っ伏し、しばらくピクピクしていたという。
その横で、ヒロは生産に一人没頭していた。
三連休は、私は休みとか無いハードモードなので、、早くて次回更新は月曜日です!




