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PKになった俺は孤立するしかなかった  作者: 北神悠
第五章 世界幼樹と天鳥の子
105/113

Ep100 世界樹の受難

本編も100話更新!

 俺はさっき見つけた苗木に識別をかける。

 よくわからんが、生産職のカンがこいつは凄い気がすると言っている気がする。


 世界樹の苗木

 ランク8

 最高まで育てば天を越えるとまで言われる大樹の苗木。

 もちろん育て方による、馬鹿には育てられない。


 想像を超える凄い木だった。

 世界樹か……極上の素材が取れる事だろう。


 よし、育てよう。


 しかし、木ってどうやって育てるんだ?

 水だけだと、1000年位かかりそうだが……そうか! 栄養剤か、きっとそうだ。


 少ししおれてる苗木を、地面に植える。

 水筒の水と、木くずとかを周囲にまいておく。

とりあえずは、これで生きていけるはずだ。


 さて、栄養剤を作ろう。


 そういえば、またステータス確認してなかったな。



 名前:ヒロ

 種族:人間


 1J:墓荒らしLv27

 2J:生産鬼匠Lv3

 3J:鬼薬師きやくしLv3


 スキル:採取Lv20※、生産初級Lv40※、一流斧術ふじゅつLv20、石師Lv26、鑑定Lv30、解体Lv31、上級調合Lv8、上級製薬Lv14、識別Lv29、木師Lv37、切断改Lv30、研磨改Lv40※、接着改Lv18、分離LvMAX、精密作業Lv32、肉体超強化Lv33、計測量Lv17、穿孔改Lv8、光球LvMAX、砲術Lv20※、拠点把握LvMAX、ソナーLv6、超集中LvMAX、アラームLv25、裁縫Lv20※、鍛冶匠Lv17


 上級スキル:生産空間Lv1(NEW)


 EXスキル:メディーナ式薬学

      木の精霊の加護

      ???

      イグニファスの加護


 スキルポイント:32


 いい加減こまめにチェックする癖付けないとな、いつの間にか2Jセカンドジョブ進化してるし。


 生産鬼匠<鬼だね>


 ああ、そう。


 生産初級Lv40※→生産上級Lv1(必要スキルポイント30)

 <嬉しいでしょ、でももっと上あ・る・の・よ>


 この説明欄マジで俺の事ピンポイントでおちょくってないか?


 研磨改Lv40※→加工Lv1(必要スキルポイント50)

 ※必要スキルが習熟されていません

 <あらゆる加工スキルを統合した上級スキル、これ位取れないと職人とはとてもとても笑>


 砲術Lv20※→上級砲術Lv1(必要スキルポイント8)

 <砲術のその先へ、うて、うてー、ばーんばーん>


 絶対遊んでるだろ!

 必要なことは大体わかるから、余計にタチが悪い。


 考えるまでもなく、生産上級だが、加工のスキルも考えるとレベル上げが重要だな。墓荒らしは採取系のJジョブだから、解体とか、採掘とかも積極的にやるか。このところ素材の入手はあいつら任せだったからな。


 更に下に目を向けると、ほう、新しいスキルが生えてる。

 上級スキルだと?


 上級スキル<取得条件に制限があるスキル。その代わり効果が高い>


 生産空間Lv1

 <自分の周囲に生産空間を発生させる。空間内ではあらゆる生産活動にボーナスが付与される。これは仲間にも同様の効果を付与す、わー、ばーかばーか、早く読みすぎなんだよ!>


 なんとなくだが、俺の鑑定、識別結果がおかしい理由が分かった。

 

 しかし、犯人捜しする時間がもったいない。

 生産しよう。


 名前:ヒロ

 種族:人間


 1J:墓荒らしLv27

 2J:生産鬼匠Lv3

 3J:鬼薬師きやくしLv3


 スキル:採取Lv20※、生産初級Lv40※→生産上級Lv1(NEW)、一流斧術ふじゅつLv20、石師Lv26、鑑定Lv30、解体Lv31、上級調合Lv8、上級製薬Lv14、識別Lv29、木師Lv37、切断改Lv30、研磨改Lv40※、接着改Lv18、分離LvMAX、精密作業Lv32、肉体超強化Lv33、計測量Lv17、穿孔改Lv8、光球LvMAX、砲術Lv20※、拠点把握LvMAX、ソナーLv6、超集中LvMAX、アラームLv25、裁縫Lv20※、鍛冶匠Lv17


 上級スキル:生産空間Lv1(NEW)


 EXスキル:メディーナ式薬学

      木の精霊の加護

      ???

      イグニファスの加護


 スキルポイント:2



 まずは、そこら辺の魔物の血液と、採取した草つかって栄養剤を作ろう。

 原理は分からんが、レシピが頭に浮かぶからな。

 こういうのは一から作るのは大変だから、助かる。

 一回完成したのがわかれば、アレンジもしやすいからな!


 レア度5の魔法鉄を叩いて作った調合機材で、薬を作る。

 混ぜたり刻んだり煮込んだりして、赤黒いドロドロした物質ができた。



 栄養剤5級(薬品・料理)

 品質4 レア度5 

 うーん、まぁまぁね、少し火の入れ具合と、お鍋の攪拌が甘いかなぁ。材料の下処理はいいけど、ちゃんと一回一回機材を洗わないと、煮詰める前に反応して品質を下げてるわね。ああ、それと血液はちゃんと鮮度いいやつ使う事。草の泥洗いも及第点だから精進しなさい、えっとそれと


 めっちゃダメだしされた。

 どっかで見てんのかよ!


 しかし、言われたことはもっともだな。

 せっかくのアドバイスだ、もう一回作ろう。


 世界樹、もう少し待ってろよ、最高のやつを用意してやるからな!




 それから、作り直すこと36回。



 栄養剤4級(薬品・料理)

 品質10 レア度6 

 現状この素材なら合格ね。久しぶりに楽しかったわ。まったねー!



 これもはや説明とかじゃないだろ。

 掲示板かよっ!


 まぁおかげで、久しぶりに品質10ができたな。

 これならガッツリ成長するだろう。


 隣の世界樹を見ると、さっきよりシナシナになっていた。


「む、枯れそうだな、ランク8だしこのまま切って素材にするか?」


 シャキーン


 急に木が元気になった。

 まるで、まだまだいけるぜ、とアピールするように少しキラキラしてる気もする。


「元気なら、育てるか」


 作った鍋いっぱいの品質10の栄養剤4級を上からかけてやる。

 もちろん原液そのままである。


 ヒロの鑑定では表示されなかったが、栄養剤は8級で十分効果があり、5級以上はふつう薄めないと、常人なら血管はちきれて死ぬ位効果がある。

 2級クラスなら、コップ一杯の原液で銀輝竜も死ぬ。


 かけられた瞬間、世界樹がバタバタ暴れだした。


「うんうん、げんきになったな」


 もちろん、そんなわけない。

 しかし、ヒロはそんなこと知る由もないので、再び作業に戻っていった。


 その後、世界樹の苗木はへにゃんと地面に突っ伏し、しばらくピクピクしていたという。

 その横で、ヒロは生産に一人没頭していた。


三連休は、私は休みとか無いハードモードなので、、早くて次回更新は月曜日です!

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