[附録] エレメンタルストーンに関する研究報告
<注意!>
本話は、ストーリー的には蛇足です。
フェンリーが教会から持ち出した研究資料の一部となります。
作者の自己満足で書いた裏設定みたいなものですので、読み飛ばしても問題ありません。
注意事項
本書をエムリア中央教会外への持ち出すことを禁ずる。
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エレメンタルストーンに関する研究報告
1.はじめに
XXXX年、特殊な性質を持つ鉱石(以下、鉱石Aとする)が発見された。これまでの研究[1]により、鉱石Aにはエレメンタルを吸収する性質があることが解明されている。ここで言うエレメンタルとは四元素(火、水、土、風)を操る能力を指すが、本書ではその性質については触れない事とする。
本研究では、鉱石Aを使用してエレメンタルを吸収・放出する物質(以下、エレメンタルストーン)を開発することを目的とする。
2.課題
鉱石Aのエレメンタル吸収能力には、ばらつきがある。実用的なエレメンタルストーンを開発するためには、高い吸収能力を持つ鉱石Aを選別する必要があると考えた。そこで本書では、エレメンタル吸収能力のばらつきの原因について取り上げる事とする。
3.調査方法
鉱石Aのエレメンタル吸収能力について、以下3点の仮説を立てた。それぞれの仮説に対して検証していく。
(a)鉱石Aの大きさとエレメンタル吸収能力には関係性がある
(b)鉱石Aの採掘場所とエレメンタル吸収能力には関係性がある
(c)鉱石Aに含まれる物質Xの含有量とエレメンタル吸収能力には関係性がある
4.調査結果
(a)鉱石Aの大きさとエレメンタル吸収能力には関係性がある
N個の鉱石Aをサンプルとして準備し、鉱石Aが割れるまでエレメンタルを注ぎ込んだ。結果を表1に示す。
表1より、鉱石Aの大きさと割れるまでの時間に相関関係は見られない。よって、仮説(a)は誤りだと判断した。
(b)鉱石Aの採掘場所とエレメンタル吸収能力には関係性がある
N箇所からそれぞれn個ずつ鉱石Aをサンプルとして準備し、鉱石Aが割れるまでエレメンタルを注ぎ込んだ。結果を表2に示す。
表2より、同じ採掘場所の鉱石Aであっても吸収能力にばらつきがあることが確認できる。また、鉱石Aが割れるまでの時間を、採掘場所別に平均しても差異はほとんど見られない。よって、仮説(b)は誤りだと判断した。
(c)鉱石Aに含まれる物質Xの含有量とエレメンタル吸収能力には関係性がある
N個の鉱石Aをサンプルとして準備し、物質X含有量を確認後、鉱石Aが割れるまでエレメンタルを注ぎ込んだ。結果を表3に示す。
表3より、物質X含有量と割れるまでの時間には、はっきりとした相関関係が見られる。よって、仮説(c)は正しいと判断した。
また調査途中で偶発的に判明したことであるが、物質xの含有量はエレメンタルを注ぎ込むことで変化することが分かった。その関係性について次回の研究対象としたい。
5.まとめ
本書での調査により、鉱石Aのエレメンタル吸収能力と物質Xの含有量に関係性があることが判明した。エレメンタルストーン開発では、物質Xの抽出が必要だと考える。また次回研究には、物質Xとエレメンタルの関係性についての調査を加える事とする。
参考資料
[1]特殊鉱石とエレメンタルの関係性についての調査報告 (****著/XXXX年)




