軍歌 +ちょっとした小説
今回は少し趣旨をちょびっと変えて音楽について話したいと思います。
「え?音楽?んなもん士気を鼓舞してるんだろ?」
……はい、これで終わります。
ありがとうございました。
という冗談は置いといて。
(そろそろ書かないと長えよ、早く教えろよって言われそうなんで書きます)
・まず軍歌はなんで歌われた?
一番の目的は、恐怖を抑えるためです。
いつか死ぬかもしれない、そんなときに全員で武器を持ち、敵に勇敢に向かいながら歌っている状況を想像してみてください。
高揚感を覚えるでしょう……?
それが集団心理です。
つまりは全員で一体感を出すことによって心理的アドバンテージを得る事ができるということです。
ある意味狩猟笛ですね。
そして軍歌や曲には深い歴史がありました。
── 戦列歩兵の時代 ──
この時代は無線機などの技術はありませんでした。
そこで兵士との協調性や歩調を合わせるために、ドラムやバグパイプなどで演奏する事にしたのです。
よく動画でイギリス戦列歩兵やフランス戦列歩兵が音楽に合わせて横一列に進むシーンを見ますよね。
あんな感じです。
そして軍歌には思想教育の意味もありました。
── 思想教育について ──
様々な曲を聞くと必ずと行っていいほど祖国に対する愛国心や、反抗心が強い歌詞が多いです。
例えば……
・ ウェールズの民謡「我らはここにいる」
・ 労働歌、革命歌「統一戦線の歌」
・ ナチス・ドイツ 「親衛隊は敵地を進む」
・ イギリス 愛国歌 「我は汝に誓う我が祖国よ」
などなど……
これらの曲はどれも興味深いのでぜひ聞いていただきたい。
そして軍歌は創作などと物凄く合います。
例えばこんな感じ。
(AIじゃないよ!)
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男たちは立ち上がる。
腕が無い者、義足の者、包帯を巻いている者。
彼等は武器を手に取り、弾薬を確認した。
ある者は震え、ある者はブツブツと独り言を言っている。
……彼等は歩き出した。
そして一人の男が歌い出した。
それに呼応するように、全員に広がっていった。
Mais un jour, dans notre vie, Le printemps refleurira.
──だがいつの日か、人生に再び春は訪れる。
Liberté, liberté chérie, Je dirai : tu es à moi !
──愛しき自由よ「お前は私のものだ」と言おう。
O terre d’allégresse
──ああ、ついに自由となった大地で。
Où nous pourrons sans cesse
──俺たちは再び生き。
Aimer, aimer, aimer !
──愛するのだ、愛するのだ。
己を鼓舞し、敵へと向かっていった。
彼等の目は勝利を掴む目でもなく、希望を抱いている目でもなかった。
そして笛が鳴り、男たちは戦場へと消えていった。
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とまぁ……ちょっとした小説になってしまいましたが、こんな感じです。
(私が投稿している作品から少し持ってきました)
そして今回使った曲は【Le Chant des Marais】という曲です。
多分【ブルグントの春】っていえば分かる人もいるかな?
この曲はドイツの強制収容所で作られた反戦歌なのです。
軍歌や曲には様々な歴史があるので、もし興味を持ったら調べて見てください。




